<最初の特殊算>
当時の私は、組分けテストのその存在も知らなかったし、
早稲田アカデミーのカリキュラムが何に基づいているかも知らなかった。
そう、娘が早稲田アカデミーへ入ったタイミングが悪く、組分けの直前期だったので、
近く行われる組分けテスト対策の一環として、既に学習した過去の単元が宿題として出されたのだ。
入塾前の3単元は全く知らない。
最後の1単元も通塾したばかりで、あまり理解していない状況だった。
他の生徒にとっては当たり前なので、先生も説明をしなくてはいけないと、思われなかったのかもしれない。
他の生徒にとっては当たり前なので、先生も説明をしなくてはいけないと、思われなかったのかもしれない。
もしかしたら、説明を受けたが、娘が把握できていなかったのかもしれない。
すでに習った人であれば、ノートを見ながら解けるのであろう。
娘のわからないという問題を見た。例えばこんな感じだ。
「折り紙を姉は183枚、妹は112枚持っていました。今、妹が姉に何枚かあげたので、
姉の折り紙の数は妹の折り紙の数の、ちょうど4倍になりました。
妹は姉に何枚上げましたか。」
姉の折り紙の数は妹の折り紙の数の、ちょうど4倍になりました。
妹は姉に何枚上げましたか。」
ふむふむ。方程式で解けるじゃないか。
妹が姉にあげた折り紙を X枚 とする
183+X=4(112-X)
183+X=448-4X
5X=265
X=53
よって53枚
一瞬で解けた。余裕だと最初は思った。
その後、はっとした!
そういうえば、中学受験では方程式を使わず、○○算という名の付く、特殊算で解くのではなかったか。
危ない危ない。
方程式を覚えてしまうと、その方が簡単だと言って、特殊算が苦手になってしまうかもしれない。
「わかった。この問題預かるね。明日やろう」そう私は言った。
「わかった。この問題預かるね。明日やろう」そう私は言った。
何という特殊算だったかも忘れていたので、Googleで検索した。
そもそも、Google検索に引っ掛けるキーワードも思い浮かばなかったので、問題の一部を丸ごと入れてみることにした。
「折り紙を姉は183枚、妹は112枚 特殊算」。
そもそも、Google検索に引っ掛けるキーワードも思い浮かばなかったので、問題の一部を丸ごと入れてみることにした。
「折り紙を姉は183枚、妹は112枚 特殊算」。
Google検索したところ、これは分配算というようだ。
えっと、分配算、分配算・・・。すっかり忘れている。
とりあえず分配算をやる前に、基礎となる和差算を思い出すのが良さそうだ。
その日はAMAZONで問題集を一冊買って寝た。
えっと、分配算、分配算・・・。すっかり忘れている。
とりあえず分配算をやる前に、基礎となる和差算を思い出すのが良さそうだ。
その日はAMAZONで問題集を一冊買って寝た。
小学3年生用のテキストだし薄く、基本的な内容だ。
届いたら、通勤時間に解いていこう。
届いたら、通勤時間に解いていこう。