不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

ランチタイムの隠れ場所。さよならパワーランチ。確保した50分。

<隠れ場所>
 
 
いよいよどうする、
会社の自席では、問題を解く時間が取れない。
早速、仕事との両立に頭を抱えた。負けては駄目だ。
 
仕事は手を抜かないと決めていた。
でも、何とか受験勉強の時間は作れないものか。
 
会社のあるビルにはベンチがある。しかし、このベンチは丸見えだし、人通りが多い。
そのベンチに座って、膝の上にある問題を解くのもどうなのだろう。
社内にいるのと大差なさそうだ。
 
ふと、スターバックスを見つけた。
普段であれば、食後に寄るか、テイクアウトに立ち寄るくらいでフードは食べたことがない。
だが、社内の人が私を相手が見かけても、今まで会釈程度で、声を掛けられたことはない。もしかしたら、スタバでは、声が掛けにくいのかもしれない。
 
ましてや、いかにも勉強していますという殺気だった形相で、黙々と問題集を解いていたらどうだろう。
午後話が出るかもしれないが、その場で声をかけてくる人はいないだろう。
 
最初の日。
前日同様、急いで食事を済ませて、スタバに行った。
案の定、食後のコーヒーを買う人が並んでいる。
テイクアウトと店内で食事をする人の列が、分けてあったら良いのにな、と、勝手な願いで思う。
 
コーヒーを手にしたところで、席も空いていない。
立って空席を待ち、ようやく席に着いた。
時計を見ると、残り20分。
 
それでも、だ。それでも、20分は集中して問題集に向かうことができたのだ。
この20分は大きい。
 
買っていた和差算・分配算の問題集をやることができたし
線分図の基礎については、今夜娘にも説明できそうだ。
昨日よりは良いではないか。
 
翌日は、思い切って最初からスタバに向かった。
お昼ご飯になるものはないか探したところ、サンドイッチやフォッカッチャサンド、柔らかめのフランスパンのサンドを見つけた。
 
これが、何ともお高い。サンドイッチが一個500円か。
しかも一つで足りる量ではない。
 
仕方なく、フランスパンのサンドとほうれん草キッシュとコーヒーを頼んだ。
1200円弱。これしか食べていないのに財布に厳しい。
 
私は食が細い方ではない。どちらかと言えば、パワーランチ派だ。
スタバでのランチはボリューム的に寂しいし、早く帰宅できたとしても20時。
それまで食事はできない。毎日空腹を抱えて、帰宅することになるだろう。
 
 
でも、我儘は言ってられない。
私は唯一のオアシスだったランチタイムに、別れを告げた。
ともかく今は走ろう。

この日は50分の勉強時間を手に入れることができた。今の私には何よりだ。
割り切って前に進むしかない。
 
今思えば、よくまあ、半年の間、毎日同じお店に通い、同じメニューを食べ続けたものだと感心する。
 
折角の親睦の場であるランチのお誘いも随分断った。
 
休憩中もずっと集中していたので、お昼休みが終わって、仕事に戻る時も辛かった。
就寝時の体の重さは倍増した。
 
それでも、50分の勉強時間には、かえられない。
この日から、週5日×50分の勉強時間をランチタイムに確保していくことができたのだった。
 
この調子で時間を作っていこう。
ゼロよりは良いはずだ。
 

 
 


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