不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

完全な行き詰まり。思いついた代案。

<ヘルプ>

 
ここまで、睡眠時間を削り、身を削って未習単元を教えてきた。
 
早稲アカでは、冬期講習以降、数個の新単元を終えると総復習に入る。
そして2月から新5年だ。冬期講習前に、取りこぼし単元を終えたい。
 
娘に多少なりとも知識があれば、復習の授業についていけるが、全く知識がなければ、ノートを写すだけで終わってしまう可能性がある。
 
この1ヶ月半、猛スピードで教えてきた。
教えてきた取りこぼし単元は、まだ楽々解けはしないが、『テキストを見ればわかる』レベルにはなっていた。
 
しかし、ちょうどこの頃、仕事で抱えていた案件のピークも近づいていた。
職場でもピリピリし、緊張感が続いていた。

ただでさえ、睡眠時間が少ないのに、更に眠れず睡眠不足に陥った。
何とか今は踏ん張っているが、
冬期講習前に全てを教えるには、現状のスピードで計算すると3単元、間に合わない。
 
私は困っていた。すでに限界を超えているのだ。
その3単元は、一度私が教えようと試みたが、娘がしっくりこなかった問題だ。
 
私自身が、教えられるまでのレベルに達しておらず、娘に合わせた説明ができなかったに違いない。
 
そんな時、娘がポツリと言った。「S先生元気かなー。もうすぐお誕生日なんだよね」
この一言で、はっと閃いた。
 
S先生は、受験を始める前、学校のフォローで通っていた個別塾の大学生の先生だ。
まじめで優しく、娘に合っているようだった。
 
今更ながら、どうだろう。
学校のフォローしか頼んだことがなかったが、S先生は、中学受験は経験済みだろうし、私が間に合わない3単元を依頼することはできないだろうか。
 
運が良ければ、予習シリーズを解いてきたことがあるのではないか。
 
止まって悩んでいても、時間の無駄だ。
思い切って電話をした。
 
「受験をするので、やめます」と言って転塾した上、3コマしか頼む予定はない。
その上、既に娘と関係ができているS先生をピンポイントでお願いしたい。
 
こんな我儘が通るのだろうかと、断られるのを覚悟で責任者の先生に相談した。
 
「Sとちょっと相談させてください」と責任者の先生はおっしゃった。
そして「Sも大丈夫とのことなのでやってみましょう。」と色好い返事をいただいた。有難い。
 
娘にとっては、少し大変になるが、3回だけ、S先生の授業を受けることになった。
私が間に合わない3単元と、苦手な問題もついでに教えていただく。
 
同時進行でママ塾。今まで通り、その週の授業の復習と、未習の3単元をやっていく。
 
全て予定通り進めば、冬期講習前に全ての単元が終わる。
 
目途が立った。
その晩は久しぶりによく眠れた。
 
 

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