不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

配偶者をその気にさせるには、どうしたら良いのだろうか。

<志望校について>

 
志望校について、冬期講習の時点では、娘としっかり話し合っていなかった。
伸びしろが完全に不透明で、先が全く見えないからだ。
娘とは、遅れた一年に追いつこうとだけ話していた。
 
しかし、水面下、夫婦では何度も話し合いが続いていた。
 
先の回顧録に出てきた、都立中高一貫校に息子を通わせる友人から、通っていた塾や学校見学の話も聞いていた。

友人の息子さんはENAに通っていたそうだ。
都立中高一貫校へ合格するには、圧倒的に強いらしい。
 
学校見学は、秋もやっているので、すぐに見に行った方が良いとアドバイスを受けた。
 
夫としても、幼馴染で同じ地元の友人夫妻の影響は、強かったのだと思う。
普段、受験の話には、全く興味がない夫も、友人夫妻の話には、耳を傾けていた。
 
当時の私は、都立中高一貫校を考えていた。
まず、一年遅れなので、私立受験組に追いつける気がしなかったこと。
それに対し、都立中高一貫校は新小5からスタートする人が多いという話を聞いていたこと。
 
何より、親しい友人が都立中高一貫校に息子を通わせていて、素晴らしく環境が良く、学費もお安く、入学後に学力も伸びて、最高に充実した学校生活を過ごしていること。
校長先生の素晴らしさや、学校の素晴らしさについての熱い思いを頻繁に聞いていたからだ。
 
しかし、この時は、その息子さんがどれほど優秀か、都立中高一貫校の偏差値がどれだけ高いかも知らなかった。
また、都立中高一貫校が、どれほど倍率が高いかすら知らず、勝手に希望を抱いていた。

夫は東京で育ったわけではない。
出身地は、中学受験に積極的ではない。
夫の家族から理解を得るのも、難しそうだ。
 
夫は中学も高校も公立で、ずっと白球を追いかけて、青春を過ごした。
その野球人生で学んだことは多く、自分の学生生活を今でも誇りに思っている。
 
勉強以外に学生生活で学べることは、多くあるというのが夫の持論だ。
 
ゆえに、なぜ受験するのか、させる価値があるのか、疑問に思っている。
 
どうしたら良いのだろう。
幼馴染夫妻のあれ程の熱弁を聞いても、まだ、その気にならない。
 
ほとんど対極にある東京の中学受験を考えてもらうには、やはり見てもらうのが一番かもしれない。
 
だとすると、最初の学校見学は極めて重要だ。
 
最初の見学は、娘に合った学校ではなく、夫に合った学校を選ぶしかない。
 
夫が学校見学後、「なるほど東京にもこんな学校があるのか、これには驚いた。
こういう学校で生活できるなら、受験も良いかもしれないね」と思ってもらうのだ。
 
どの学校へ行くのが良いのだろう。
広い校舎が当たり前だった環境で育った夫の心を動かすのだ。

慎重に選ばなくてはならない。
ハードルは高かった。

 

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