不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

心が緩むお正月。頼むなら今だ。理社の番人。

<理社を誰が教えるか>

 
新小5から理社を増やすことにしたが、一体誰が教え、面倒を見るか。
これも数日考えていた。
 
これからは、未習単元がないので、以前ほどの混乱はないだろうが、小5になれば算数も難しくなるだろう。
国語もまだこれからだ。
 
ふと、ここは夫に任せてみようと思った。
都立大泉高等学校附属中を見て、夫は一気に受験に賛成になったし、前向きにはなっている。

しかし、こと土日。
私と娘がずっと勉強をしていると、何となく夫が一人になる。
 
夫は、別に一人で過ごす時間を持て余すタイプではないが、受験勉強を始めて明らかに生活が変わっている。
 
こういう小さな疎外感は、大抵良くない方向へ行く。
このままでは、また家族がバラバラになる気がした。
 
そもそも、夫婦関係のバランスが悪いと、知らぬ間にどこかに負荷がかかっており、知った時には、大事になる。

共働き夫婦で、共に暮らし、子育てをしてきて何度も学んだ。
 
チームとして、同じ目標、同じ目的を持つことは大事な事なのだ。
 
子育てや家事と同様、受験についても一緒にできないものだろうか。
 
タイミングとしては、ちょうど良いところに現れた理社だった。
 
まだ、テキストはないし、夫は年末年始の、のんびりモードだ。
 
「あのね、2月から理社を取るんだけれど、週末だけで良いからちょっと見てあげてくれないかな。
ほら、社会はあなたの方が詳しいし。」

タイミングを見計らって言ってみる。
 
「見るって何?」と振り返って聞く声に、棘はない。

毎日ご馳走をたらふく食べて、お酒も沢山飲んで、心に余裕があるのだろう。
だから、年末年始休暇は好きだ。
 
「基本的には塾で教わってきているはずなのね。ただ、それを丸暗記するよう言われても、覚えにくいでしょう。

だから、少し関連する話をしてあげて欲しいなと思って。
あとは、覚え方のコツを教えてあげたるのもいいかな。」
 
ふんふんと、夫はうなずいている。
 
私は続ける。

「やっぱりね。まだ小学生なんだよね。
だから、一人でやらせると、やる気も集中力も少ししか持たないんだよね。

でも、ただ横に座っているだけでも良いから『一緒にやろう』と言うと、あの子には抜群に効くの」
と話す。
 
この数か月色々試して、結果が出た方法だ。
集中できる時間は一人なら15分。私となら数時間は余裕だ。
その間は離席もしない。スマホもしない。ただそれだけで全く違うのだ。
 
「ふーん。じゃあ、基本的にやるべきことは、早稲アカから指示があって、それをやる時に同じテーブルに座って、ちょっと説明してあげればいいのかな」と夫が言う。
 
「そう!どうかな?」明らかな手ごたえを感じながら、念を押す。
 
「いいよ。今の生活キツそうだもんな。更に2科目は見れないでしょ。俺が理社見てる間寝てていいよ」
 
なんてことだ。
想像以上の展開に、うっすら涙がこみ上げた。
ありがとうお正月。
 

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