<1月の授業>
1月の授業は、「速さ」と「場合の数(2)」。
試験範囲としては、上記二つに加えて、12月に習った「立方体」と「直方体」が入る。
図形は、得意不得意が分かれる問題だと思うが、娘はそれほど苦手ではなさそうだ。
しかし、計算のスピードが遅いので、桁数が多ければ多いほど、途中で集中力も途切れてしまう。
計算は慣れてもらうしかない。
「場合の数」は
「1から9までの数字を1つずつ書いた9枚のカードがあります。
この中から3枚のカードを選びます。
3枚のカードの数字の和が15になるカードの選び方は何通りありますか」
と言った類の問題だ。
基本的には最初のカードが1だとすると、2枚目が何で、3枚目は何かを考え、樹形図を作っていく。
隣で見ていると、ノートがうまく使えていないことが分かった。
見にくいし、字も汚い。
計算ミスも、場合の数のミスも、もしかしたらノートの使い方に問題があるのではないかと思った。
樹形図が大きくなってしまい、何度も消しゴム消したり、小さな隙間に、小さい字で書く為、結果が一目で分からなくなっている。
その結果、ミスをおかしたりしているのだ。
夫は物を大切にすることをモットーとしていて、ノートも細かく丁寧に使うように、と教えていた。
この書き方は夫の指導によるものだろう。
私が反対のことを言って申し訳ないが、後で夫にも説明し、今はスピード優先にさせてもらおう。
「ノートは無駄使いしても良いから、余裕をもって大きく使おうか。こんな風に。」
「このノートの空けた部分は、後で間違いの解き直しを書くの。樹形図を書いたり、大事な事のメモを書くのもいいね。」
そうだ。白紙も用意しよう。
年末年始に解いた問題の裏紙は取ってあった。
いつもは半分に切っていたが、大きなクリップを買ってきて、A4のまま裏紙にすることにした。
このA4の裏紙が想像以上に使いやすく正解だった。
ダイナミックに書ける。
書きなぐって、捨てることはストレス発散にもなった。
ノートの使い方を変え、裏紙も使用し始めたところ、2倍の速度で解けるようになり、ミスもかなり減った。
本人は「自分では読める」と主張していたが、やはり字の汚さや見やすさと、計算ミスは関係しているのだ。
算数中心ではあるものの、今回初めて組分けテストの試験範囲を意識した勉強ができた。
1ヶ月で習った単元を復習し、定着度を測るテストとして、有効に活用ができそうだ。
これは嬉しい進歩だった。
やっとここまで来れた
この結果を持って、改めて新5年に進むのだ。