<新5年直前の組分け自己採点>
帰宅した娘は元気そうだった。
「だたいま!自己採点しよう!」と言い、手洗いうがいもそっちのけで、リュックの中身を出し始めた。
とりあえず、「手洗いうがいをして来なさい」と言ったものの、本人の意識が別人の様に変わっていることを嬉しく思う。
受け身の勉強から自発的な勉強に変わっていっているのだ。
これだけでも、未習単元の鬼特訓をして良かったと思う。
本人任せだった時代は「受験をする!」と常に言っているものの、本人も私も具体的に何をどうしたら良いのかわからず、エネルギーを持て余していたように思う。
ただ、塾へ行き、授業を聞いて、宿題をしていた。
私もその様子を見ていただけだった。
私もその様子を見ていただけだった。
しかし、今回の組分けテストは、初めて試験範囲として、何度も問題を解いて、基礎を定着させ、
定着度を測るという、本来のカリキュラムを活かすことができた。
何より、「回答欄に書いた問題は取る」という自分たちの課題を作ったことが正解だった。
何点取れたら、偏差値がいくつ出るのか、想像もつかなかった私達にとって、点数も偏差値も、まだ意識すべきポイントではなかったのだ。
目的を持たずに、やみくもに試験を受けても、無駄に泣かせ、自信を無くさせるだけだ。
自己採点をする前に娘から
「自己採点前に話があるんだ。書いたけれど、自信がない問題があるの。」と自己申告があった。
「自己採点前に話があるんだ。書いたけれど、自信がない問題があるの。」と自己申告があった。
「何問あった?」と聞いたところ「2問」だという。
「どうして自信がないの?」と聞いたところ、
『途中までは解けたけれど、途中から解き方がわからなくなり、すっきり答えが出なかった』ものが一問。
『どう考えてもおかしいと思われる答えが出たが、見直ししても、計算式のどこから間違えているのか、最後まで見つけられなかった』ものが1問だそうだ。
ここまで自分で整理できていたことは素晴らしい。
その2問は取れても取れなくても良いことにした。
自己採点の結果は、本人の申告通りだった。
二人で飛び上がって喜んだ。
二人で飛び上がって喜んだ。
申告のあった2問以外、書いた問題は全て正解だったのだ。
今回、自信がない2問について、自己申告できたことも、立派だと思った。
課題を忘れずにのぞんだ意識の高さの現れで、素晴らしいと思うと褒めちぎった。
大事なことだと思う。
課題を意識して模試を受けること。
そして、課題を着実にクリアしていくことが、私と娘にとって重要だったからだ。
今回は無事にクリアしたと言えよう。
よく頑張った、よく頑張ったとその成果を称えた。
よく頑張った、よく頑張ったとその成果を称えた。
今回、算数が初めて108点。とうとう100点のラインを超えた。
前回が90点だったので、単純に18点アップしたことになる。
前回より、3問多く解けるようになったということだ。
前回が90点だったので、単純に18点アップしたことになる。
前回より、3問多く解けるようになったということだ。
上々ではないか。
「ミッションクリア!イエーイ!」と元気よく言って、二人でハイタッチした。
これが、本人にとって初めて体験した達成感となった。