不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

新小5算数。問題発生。先生オリジナル解法と予習シリーズの解法の不一致。

<インプット・アウトプット>

 
クラスが上がって、困った問題が発生した。
 
算数のH先生は勢いがあり、最初こそ娘がおびえていたが
いつの間にか先生に惹きこまれていった。
 
それはそれでありがたいのだが、先生の教え方は独自の解法で、予習シリーズの例題にあるような解き方ではない。
 
最初の頃は、それを知らず、
私は私で予習してあったので、自分なりの説明をしていた。
 
娘は「うーん。」ということが多くなった。
 
なぜだろう。わかりやすく説明しているし、未習単元に追われていた頃よりも、予習の時間も多く、確実にわかるはずの教え方をしているだ。
 
ある日娘がこう言った。
 
「先生には、こう習ったから、この方法で解きたい」
「他の解き方で解いてくると、先生からの印象も悪くなりそうなんだもん」
 
そうか。と初めて納得する。
 
娘が困っていたのは、早稲アカで習った解法と私が教える解法が違うことだ。
これにより、混乱を招いている。
 
できる範囲は先生の通り、それ以外は私というように
二つの解法を上手く組み合わせられるほど、器用な性格でもないのだ。
また先生の解法を完全に理解して使いこなせる状態にもなっていないのだ。
 
それならば、私が早稲アカのH先生の解法を学ぶしかない。
 
ノートを読みながら、問題を解いてみる。
当然のことだが、説明の部分が抜けているので、ノートだけでは全く分からない。
 
困ってしまった。
これから、一体どうしていこう。
 
折角クラスが上がったというのに、このままでは、前よりも学力が落ちてしまう。
 
娘とあれこれ試す中で、塾から帰ってきた後記憶を失わないうちに、授業内容を再現してもらおうと考え付いた。

「覚えている範囲。説明できる範囲で良いから、ノートを見ながら説明してくれないかな」娘にはそう伝えていた。
 
一つ上のクラスに挙がったばかりだ。
全て把握していないのは当たり前だと考えていた。
 
意外なことにH先生の迫力もあり、割と授業は細かく覚えていた。
先生がした受験に対する話やその他の雑談やギャグもお風呂で事細かに話してくれた。
 
この授業後に私に説明する作業は「インプット・アウトプット」という名付けた。
塾でインプットし、それを私にアウトプットするのだ。

人は第三者に説明することで、整理して記憶することができる。
その記憶は頭に残りやすいというメリットもある。
 
私は娘の説明だけで、先生の解法はもちろんわからないが、娘が寝た後、ノートと娘の話を照らし合わせると、先生がおっしゃりたい説明が見えてくる。
 
また、後日質問を受けた際にも、私がノートのどこに何が書いてあるのか把握しているので、
「H先生に教わったね。確かノートのここに書いてあった問題の類似問題じゃない?」と言えるようになった。
 
最初の頃はノートをすべて取り切れなかったり、先生の迫力ある大きな声に驚きすぎて目を開いて授業を過ごしてしまい、説明を聞くしかできないこともあった。

逆にノートは取れても、先生の説明を覚えてこれないことも多々あった。

そういう日は、インプット・アウトプットは、うまくいかない。
 
しかし、根気強く繰り返していくことで、私も娘も定着していった。
 
このインプット・アウトプット型勉強は小6まで続けた。

これにより、娘の解き方に対する姿勢は、どんどん積極的に変わり、自ずと学力も伸びていった。
 

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