不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

H先生による娘の覚醒。早稲アカ戦士を目指した3倍の勉強が始まる。

<四科目勉強>

 
新5年になり、4科目勉強するようになって数週間経った。
 
うち算数と理科の二科目の担当はミスター早稲アカのH先生だ。
情熱のあるH先生の授業では膨大な宿題がある。
 
「まずは、4科目の授業についていけるようになること。」
「次に、宿題を提出日にきちんと提出すること」
この2点を、私からは目標として伝えた。
 
それ以上は、様子を見ながら増やしていこうと思っていたのだ。
 
しかし、娘の方から
「算数の小テスト、クラストップになりたい!」という強気な意見が出始めた。
 
娘はH先生に出会って別人の様に変わった。
内なる闘志の様なものは元々あったのか、今となってはわからない。
今までは、どちらかというとおっとりした大人しいタイプだったので驚く。
 
誰かと競って伸びるというより、マイペースに続けていくタイプだと思っていた。
 
それが今は、完全早稲アカタイプの「負けるものか!」という性格に変わりつつあった。
 
時には、
「聞いて!この間、この問題を、うちのクラスと、上のクラスの生徒が解いたんだけどね!」
「なんとなんと!うちのクラスの方が、平均高かったんだよ!すごくない?」」と意気揚々と話す。
 
後でお風呂で聞くよと言っても、ちょっとだけ聞いてと言って止まらない。
 
その戦いに貢献できたか、足を引っ張ったかわからないが、
モチベーションが上がっていることは間違いなかった。
団体戦も好きらしい。
 
娘がトップになりたがっている小テストは授業の復習で、出題範囲も決まっている。
宿題以外に朝晩の勉強時間を使い、一日二回試験範囲の問題を解いた。
おのずと算数の勉強時間が増えた。
 
一方で、理科についてもH先生は容赦ない。
夜の塾弁当休憩に、何度か塾から電話がかかってくるようになった。
恥ずかしいのか、泣いているのか小さくて聞き取れないほどの声で言う。
 
「あのね。今日終わるの遅くなるの。理科の追試になっちゃって」とか
「あのね。理科の補習があって」と言った内容だ。
 
帰宅は遅れても、迎えに行くし、親として不満は何一つない。
無料で補習や追試をしていただけるなんて、むしろありがたいくらいだ。
 
理科のテストの点が悪くても、私は何も言わなかった。
 
しかし、娘は追試は恥ずべきものという意識が強かったようで、
算数に続き理科にエネルギーを注ぎ始めた。
 
先生の分厚い『すーぱー冊子』という宿題集を3倍やりたいので、コピーしてほしいというのだ。
 
「それは終わらないんじゃない?」と言っても聞かない。
 
本人がそこまでやる気があるのであれば、応援するしかない。

人と同じことをしていて伸びるタイプではないのだ。
水泳だって何だって、芽が出るまでに、人の3倍かかった。
3倍問題を解くのもいいかもしれない。
 
数週間で、勉強時間は数倍に増え始めた。
 

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