不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

さよなら私の仕事ライフ。これからはママ塾が仕事だ。

<転職。人生の転機_5>


専業主婦になると聞いて、夫が喜ばなかったことは意外だった。
妻として、私の判断は間違っているのだろうか。
 
他の人の意見も聞いてみたかった。
 
ちょうど、その頃、以前勤めていた会社の集いがあったので、既婚男性方に聞いてみる。
 
すると、その場にいた大半が、「中学受験って、親が大変なんでしょ。いいんじゃないですか。1~2年側にいるのも」というものだった。
残りの数名は「大変だねー」と労ってくれた。
 
夫に「専業主婦になると、話すことがなくて、噂話ばかりされるから嫌だ」と言われたこともその場で話してみたが
「あはは。それって、男女関係なくその人の性格だよね。うちの奥さんも言わないし、満月さんもそういうタイプじゃないでしょ。」と笑われた。
 
確かにそうだ。思いつめる前に聞いてみて良かった。
 
週末に、母と妹にも相談した。
 
二人とも、私が仕事を辞めることに関して何も言わなかった。
むしろ、余程のことなのだろうと思ったようだった。
 
退職後、仕事を辞めたことを聞いた友人やママ友などの女性陣は、口を揃えて「もったいない」と言っていた。その通りだとも思う。
 
一方、男性からは概ね「良い判断ですね」と言われることが多かった。これはこれで救われた。

夫とは、その後、3回話した。
 
一度目の話し合いでは金銭的な話をした。
 
私達は、長年ダブルインカム生活だ。
少な目に考えて3分の1強、多目に考えると気が滅入る程減る。
 
しかし、同時に、日々のランチ代1000円、お茶代、被服代、化粧品代、交際費、医療費、仕事関連の本など、働いているからかかる出費が大幅に減ることも伝える。

また、扶養に入れば、手当も出るし、来年は保険も年金もかからないことも話す。
 
二度目は、いざとなった時のことを話した。
もちろん受験の為に仕事を辞めるが、家庭の緊急事態になれば、いつでも働く気持ちでいることも伝えた。
 
三度目は、心の話だ。
受験に関する相談や愚痴は言うかもしれない。
けれど、自分の意志で仕事を辞めるので、仕事に関する愚痴は吐かないとも伝えた。
また、今まではお互いに仕事の話をしていたけれど、これからは、もっと夫の話をじっくり聞けるようになる事も話した。
 
「受験って、そこまでしてやるべきことなのか?」と繰り返してきた夫も、ようやく3回目の話し合いで、「わかった」と言った。
 
夫から許可が出た翌日、上長に試用期間で辞めたい旨を伝えた。
残業時間や働く環境など、こちらで調整できることなら調整するから、もう少し考えてと上長は言って下さった。
 
その優しさに、涙が出そうだったが、深くお礼とご迷惑をおかけして申し訳ありませんと謝罪し、涙も仕事への未練もぐっとこらえた。
 
さよなら、私の仕事ライフ。
 
これからは、ママ塾が仕事だ。
 
 

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