不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

夫婦面談。女子校は未知の世界?女子校に行ったら、イクジイになれるのか?について。

<夫婦面談>

最初の質問は、学費についてだった。
「私立と都立では、どれくらい学費の差があるのか」
「資金繰りは、どうしようと思っているのか」という質問だ。
 
れについては、おそらく聞かれるだろうと思い、あらかじめ資料を準備しておいた。資料を渡し、説明をする。
概ね、納得してくれたようだった。
 
質問が続く。
「私立出身と都立出身は、大人になって、どう違うのか?」
 
なかなか、難しい質問だ。自分の交友関係の中で考え、わかる範囲で話す。
 
最も多く質問が出たのは、「女子校」の単語が出たあたりだ。
 
「真面目な話なんだけれど」と、夫は言う。
「俺は、今から孫が楽しなんだよね。早くイクジイになりたくて、楽しみにしているんだ」。
 
私は驚いた。
咄嗟に『イクジイ』が何の意味かすら思い出せず、ぽかんとする。
 
あぁ、そうか。
先日法事で会った叔父が、楽しそうに話していた。
 
「子育てを頑張るお父さん = イクメンでしょ。
だから孫の育児を手伝ったり、お世話を頑張るお爺さん = イクジイなんだよ」
叔父はイクジイとして、従兄弟家族の間で活躍中なのだそうだ。
 
確かに、夫は、小さい子どもと遊ぶことが得意だ。
保育園時代、公園で遊んだ時も、バーベキューをした時も、キャンプをした時も、
率先して子どもと遊び、子ども達にもママ友にも人気だった。
 
確かに、その頃の娘より、思春期の今は難しいかもしれない。
 
しかし、私達は今も子育て卒業どころか、子育て真っ只中だ。
それなのに、もう孫のことを考えているのかと、驚いてしまう。
 
のまま返すと揉めそうなので、「そうなんだね」と続きを聞く。
 
「うちは一人っ子だから、将来も心配でさ」夫は続ける。
「女子校に入っちゃったらさ、結婚できるのか心配で。」大真面目に夫は聞く。
 
え?と、私は驚いてしまった。

聞きたい内容はそれなのか。
正直に言うと、この言葉に私は気分を害した。
 
一体、何を言っているのだろう。
女子校出身の私に、プロポーズしたのは、他でもない夫ではないか。
 
喧嘩は避けたかったので、なるべく顔には出さないようにしながら答える。
 
「私の女子校出身の友人はみんな結婚して、皆よいお母さんだよ。
ほら、〇〇も、〇〇も、〇〇もそうだし、〇〇もそうでしょう。
環境は、人によって違うけれど、みんなお母さんとして頑張っているよね。」
 
イメージしやすい様、夫が家族ぐるみで会ったことのある友人の名を出す。
 
そして、「だから、私は、女子校と結婚は関係ないと思うけどな。」と、まとめた。
 
「あぁ、〇〇ちゃんや、〇〇ちゃんか。確かに、そうだね。」と、夫が答える。
友人に会わせておいて良かった。
 
こんな調子で、夫からの質問は予想外のものも多くあり、それから1時間半続いた。
15年夫婦を続けていても、わからないことは沢山あるものだと、学んだ日だった。
 
やはり、子育てや受験について、もっと多く話す機会を設けよう。そう思った。
 
 

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