<バイソンの前の食塩水>
バイソン(売買損益)の前の単元は「食塩水」だった。
意外なことに、「私、食塩水好きかも」と娘は嬉しそうに帰宅した。
私は問題文の長さに、おそらく娘がつまづくに違いないと思っていたし、
聞かれたら実際にグラスに塩を入れて、説明しようとしていたので、驚く。
聞かれたら実際にグラスに塩を入れて、説明しようとしていたので、驚く。
食塩水の単元は
「〇〇%の食塩水△△グラムと、●●%の食塩水▲▲グラムを混ぜた食塩水があります。
この食塩水を熱して□□グラム蒸発させると、濃さは何%になりますか」
この食塩水を熱して□□グラム蒸発させると、濃さは何%になりますか」
とか、
「濃度〇〇%の食塩水から△△グラムを取り出して、代わりに水を●●グラム加えて混ぜると何パーセントの食塩水ができますか」
といった問題が基本問題から出てくる。
応用編になると、濃度の異なる食塩水を混ぜ合わせた問題になり、更に難しくなっていく。
算数の問題における文字数と文章の量は、小5に入り確実に増えていた。
卒業組ママの話を聞いても、色々な方のブログを読んでも、結局、国語が重要だと、
国語の大切さが良く書かれているのはこういう事なのだろう。
国語の大切さが良く書かれているのはこういう事なのだろう。
折角、算数が好きでも、問題で問われている意味を理解できなければ、解きようがない。
娘は、ノートを見せながら説明する。
先生の解法では、濃度を計算するような問題は計算式で解き、混ぜ合わせるものは、面積図で解くようだ。
先生の解法では、濃度を計算するような問題は計算式で解き、混ぜ合わせるものは、面積図で解くようだ。
赤ペンと青ペンさえあれば十分という私と違い、色分けが大好き娘は、赤青緑を使って、丁寧に図が書いてある。
字は多少雑だが、筆圧の強さから、真剣さが伝わる。
丁寧に図を書きながら授業を聞いていて、よくついて行けたなと感心するし、
先生の授業を一緒に見ることが出来ず、ノートが頼みの綱である私にとって、わかりやすいノートは非常に助かった。
最初の頃は、板書が取れないことも多くあった。
板書が取れるようになったらなったで、板書を取ることで満足し、授業を聞き取れなかった時期もあった。
娘の成長を感じる。
娘は面積図を指しながら、説明をする。
「いくつかパターンがあるんだよね」
「いくつかパターンがあるんだよね」
「例えば、この場合だと、青と緑が同じになるって訳」
「つーまーり!」
娘はアウトプットしていると、無意識のうちに、H先生の話し方まで似てきてしまって面白い。
きっとH先生は「つーまーり!」と授業中お話されるているのだろう。
きっとH先生は「つーまーり!」と授業中お話されるているのだろう。
微笑ましく聞く。
問題を見て、文字の多さに苦手意識が出るはずの娘が、
このように楽しく帰宅できたのは、H先生の授業中が面白いからに違いなかった。
このように楽しく帰宅できたのは、H先生の授業中が面白いからに違いなかった。
この時、基礎となり、得意だと自信がついた食塩水の単元は、受験まで娘が最も得意な単元となった。
大切なのは、その単元に対し、最初に苦手意識を持たないことだとつくづく思った。