不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

どうする?国語の読解問題。ハリーポッターその2。ハリーポッターと予習シリーズを比較して考える。

<どうする?国語読解問題>

 
娘が学校に行っている間、本棚にあるハリーポッターを手に取った。
 
読みながら改めて考える。
そもそも、中学受験の物語文とハリーポッターの差は何だろう。
 
私は、予習シリーズの物語文と比較してみることにした。
 
小5の国語第3回、物語・小説の「心が迷うとき」という単元では、例題として、井上靖の「晩夏」が挙げられていた。
 
基本例題には
『場面の細部を想像しながら読むこと』について書いてある。
 
ママ塾開始以来、国語の物語文では
5W1H『 いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)』を考えるよう言ってきたが、
この流れは、予習シリーズと同じようだ。
 
「誰が、いつ、どこで、どうした」に注目し、4つの点からとらえた一つのまとめを「場面」とする、とある。
 
場面ごとのストーリーを正確に読み取ることが基本なのだそうだ。
 
そして、登場人物のセリフを選ぶ、選択肢問題に続いていた。

もう一度ハリーポッターに戻る。
この中の一部が括弧になったら、セリフを選ぶことは難しいのだろうか。

元が英語だからか、
指で会話の一部を隠してみると、すぐに分かる文章も多い。
 
例えば、
「ママは気が動転してさ」
「わかるだろ - 泣いたりとかさ」という文があったとして、「気が動転」に入る言葉を選択
肢から選ぶことは、難しくはない。
 
逆に突拍子もない言葉が入り、前後からでは、察することのできないセリフも多かった。
その両極端だと感じた。

次に、第4回の例題、佐藤多佳子の「五月の道しるべ」を読む。
 
読みながら、
オオムラサキの花が点々とつながる、濃い桃色の道しるべ』とか、
『へびのように気まぐれな曲線』という表現に、うっとりする。
 
これだから日本語は魅力的だ。
 
第4回の単元では『人物の気持ちを読み取る』ことが課題だった。
 
「できごと ⇒ 気持ちの動き ⇒ 表情・言動・態度」という原因と結果を読み取るとある。
 
ハリーポッターに戻り、第4回の課題について考えたが、この課題については、ハリーポッターでも支障はなさそうだった。

ハリーポッターは、まるでテレビゲームをしているような、色彩の強さと、場面の展開に、ワクワクとした気持ちになる事は確かだ。
 
比較するために手に取ったはずが、私もしばらく読んでしまった。
 
しかし、比較してみて『日本語としての、表現の魅力』が、そこにはないことに気が付いた。
 
佐藤多佳子の『オオムラサキの花が点々とつながる、濃い桃色の道しるべ』という表現を、何度も読みながら、改めて思う。
 
受験の国語は、つまり、『日本語を勉強する』ということなのだ。
  
 

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