不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

どうする?国語の読解問題。ハリーポッターその3。ハリーポッター離れの成功と新聞導入の失敗。

<どうする?国語読解問題>


帰宅した娘に、
予習シリーズとハリーポッターの本を見比べて、説明する。
 
  • 受験に必要な日本語の文章を、もっと読んだ方が良いと思っていること。
  • ハリーポッターが面白いのは分かるけれど、日本語独自の表現力や書き方についても学んでほしいこと。
娘はハリーポッターと予習シリーズのテキストが机に並んでいる時点で、何か察したようだった。

話し出す前から、娘の目は三角に吊り上がった。
「絶対嫌だ。ハリーポッターのない人生なんて嫌だよ。受験生にも息抜きは必要だよ」
 
こんなに怒ってくることも珍しい。
私は、なるべく穏やかに話を続けた。
 
「別に禁止って言っているわけじゃないの。ただ日本語の本も読んでいこうって話」と言っても、聞く耳も持たない。
 
「少ししか、自分の時間がないんだよ。」と言って、涙目になる。
 
「そうだね。頑張ってるもんね」私はそう言って、しばらく娘が落ち着くのを待った。
 
今、何か言っても、相手には聞こえないだろう。
最初の切り出し方を間違えたと反省し、落ち着くのを待つ。
 
時間を置いて、本をいつ読んでいるのか聞いたところ、学校の休み時間が大半ということだった。
受験勉強の合間に読んでいた時期もあったが、新5年になって読めていないと言う。
 
それならば、学校は学校、受験勉強は受験勉強と分けるのでも良いかもしれない。
 
学校では好きにして良し。
その代わり、自宅では娘が学校で借りてきた日本語の本か、私が選んだ本、
または、お試しで購読を始めた小学生新聞か、使っていない問題集にある文章を読む。というルールにした。
 
この頃は、まだ学校の休み時間に、本を読むことが出来たので、この案で娘も納得したし、このルールで半年以上はうまくいった。
 
しかし、やがて学校で「休み時間は外で遊びましょう」という方針に変わり、いやおうなしに外に出されてしまったり、

小6に入ると、溜まりに溜まった学校の宿題を、休み時間にずっと解く羽目になったりした。
 
そんな時は、やはり娘自身も気が付かぬまま、ハリーポッターを手に取ってしまい、あっという間に時間が経ち、
はっと気が付いて、バタバタと慌て、泣いてしまうこともあった。
 
そんな時は取り立てて責めはしなかった。
 
ただ、「学校では好きにしたらいいよ」に加えて「受験が終わったら、好きなだけ好きな本を読んだら良いと思うよ」と言うようになった。
 
これにより、次第にハリーポッターから離れていった。
 
しかし、私の選んだ本や新聞に興味は示さず、進研ゼミの『かがくぐみ』という理科の冊子を読んでいるか、理科か算数の勉強に充てたいということが多くなった。
 
今思えば、『毎日15分新聞』を、この頃、習慣として取り入れておけば良かったと思う。
15分あれば、多くの記事が読める。
 
佐藤ママの様に、四字熟語にマークを引いたり、興味のあるページを好きに読んで良いよ、と伝えたり、隣で読んで、新聞の楽しさを教えたりするべきだったと思う。
 
ハリーポッター離れは上手くいった。
しかし、日本語の文章をもっと読ませるという本来の目的については、成功とは言えなかった。
 
 

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