不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

偏差値29.71の社会について考える。大切なのは偏差値ではなく、興味があることなのだろうか。

<大丈夫なのか。社会>

 
前回の組分けテストの反省として、見過ごせないのが社会だ。
社会は100点中、20点、偏差値29.71という、こんな偏差値が存在するのかと驚くべき記録を出したテストだった。
 
理社は夫が見てくれている。何といって切り出そう。
 
正直言って、私は社会が苦手だった。
最終的に、一緒にゴリゴリと暗記していくのであれば、力になれそうだが、
せめて導入だけでも自分の生活に関連付けたり、背景を知って興味を持って覚えて行ってほしかったので、夫塾に任せてあった。
 
しかしながら、さすがに、この点数となると、夫に共有しなくてはいけない。
思い切って、夫の書斎をノックした。
 
前回の組分けの偏差値が帰って来ていること。
社会が、偏差値30以下なのだが、これについてどう思うか意見を聞きたいこと。
 
夫は明らかに嫌そうな顔をしてこう言った。
「俺、ちゃんと、やってるよ」
 
夫が、この『ちゃんとやってる』という言葉を出す時とは、良い状態ではない。
全く責めている気はなくても、責められていると感じる時に出てくるセリフだった。
下手をすると口論になってしまうかもしれない。
 
どきっとして、偏差値表を後ろに置き、慎重に言葉を選んで話す。
「ごめんね。お任せしてしまって。本人に聞いても、何だかよくわからなくて。」
「理社の勉強は順調?」
「社会は難しい?」
「社会の先生の話、何かしてる?」
 
夫はしばらく考えた後言った。
「社会は今、産業なので、自分の仕事や知識に絡めた話をしている。
俺が話している時は、興味がある顔をしているし、地図と文章を交互に見て、うなずいたり、驚いたりリアクションがあるので、興味がない訳ではなさそう」
 
「ただ、社会も暗記量が多いのに、理科を優先してしまっているようだ」
とのことだった。
 
「興味があって良かった」と私は言った。正直な感想だった。
 
時間が理科に取られてしまっていることは、薄々感じていた。
理科も算数同様、H先生が担当だ。
 
娘はH先生の話が好きで、よくH先生の話をしている。
算数しかり、理科しかり、面白いエピソードもどんどん飛び出す。
そして大量の宿題を更にコピーして、3倍やっている。
 
おそらく理科の宿題も大量に出ているのだろう。
 
いよいよ夫に偏差値を渡す。
「うわ!社会やばいな。でも、理科はいいね!」意外にも、夫は驚かなかった。
 
「社会が点数として出てくるのは、もっと先じゃないかな。
今は興味を持っているし、理社をスタートしたばかりで、理科は早くも順調なことを考えると、十分じゃない。」
というのが夫の意見だった。
 
なるほど。確かに私の焦りすぎなんだろうか。
社会もどちらかと言えば、すぐに点数が出そうな気もしたが、ここは夫の意見に従うことにした。

これから夏までの間でじっくり見ていこう。
4科目が軌道に乗るまで、もう少し長い目で見よう。
そう思った。
 
 

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