不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

ベネッセ進学フェア_国際フォーラム2_先生への質問と意外な返答、新しくできたご縁

<ベネッセ進学フェア2>

母校の先生と別れた後、「ごめんね。寄り道しちゃって」と私は娘に言い、
すぐにママの顔に戻った。
いや、戻ったつもりでいたが、実際は楽しそうな顔をしていたに違いない。
娘はじろじろと私の顔を見ている。
 
「よし!引き続き頑張って集めようね!」声をかけ、またパンフレットを集め始める。
 
ふと声がかかる。十文字中学校だ。
親切で明るく、人を引き込むお話に、ついつい私も娘もそのブースへ伺ってしまった。
名前を書いてパンフレットもいただいた。
 
卒業生が今どんな職業で活躍しているか話してくださり、娘も真剣に聞いていた。
名前を書いて、パンフレットやシャープペンをいただいた。
 
これが十文字中学校との最初の縁だった。
 
この先、十文字中学校は、ここで書いた名前や住所を元に、熱心にハガキをくださった。
とても可愛い手書きのイラストと、手書きの案内(手書きをプリントアウトしたもの)だった。
私は手紙を書くのが好きだが、いただくことは、もっと好きだ。
 
十文字中学校においては、このお手紙により、熱心で優しい学校だと、日増しに印象が良くなり、終盤は受験校の候補となった。
ご縁というのはどこにあるか、わからないものだ。
 
娘が「先生とお話することもできるんだね」と言った。
私が「お話してみたい?」と聞くと、「うん」と娘が即答する。
 
「じゃあ、ここから先の学校で、話してみたい学校はある?」と聞いてみると
地図を見ながら、ブースの様子をきょろきょろと探す。
 
そして、「あの学校にする」と頌栄女子学院中学高等学校を指した。
私も、娘がどんな質問をするのか興味があった。
 
娘は緊張しながらこう言った。
「いじめはありますか?」
そうか、やはりいじめについては、本人も心配なのだと思いながら聞いている。
 
先生からは意外なお返事をいただいた。
「日本では、他と違うことで、目立ってしまったり、それによっていじめがあったりしますね。
頌栄女子学院は、帰国生が多いので、いじめはありません。
他と違っていて当たり前。
別に気にしないという考えの人が多いですから、いじめはないのです。
色々な生徒がいます。そして、どんな生徒にも必ず居場所があります。それが頌栄です」
 
娘の顔はパッと明るくなった。
 
私は驚いた。考えても見なかったからだ。
職場で出会った帰国子女は、どちらかというとハッキリ物事を言うので、時にきつくも感じ、帰国子女の多い学校は娘には合わないだろうと勝手に思っていた。
しかし、確かにその方も、さばさばしていて、陰で文句を言ったりはしない。
むしろ楽しく陽気だ。
 
娘の偏差値では、届く可能性がほぼない学校だが、一度見てみるのも良いかもしれない。
 
そう思いながら、私達は、国際フォーラムを後にした。
 
 

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