不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

夫との校内見学_頌栄女子学院中学校

<夫との校内見学>

組分けテストの結果を受けて、娘の理社のクラスは一つ上がった。
国算に関しても「満月!次良かったら、一つ上のクラスな」とH先生に言われ、娘は有頂天だった。
娘が尊敬している優秀なお友達は、この頃を境に、次々と上のクラスへ上がっていく。
娘はその背中を憧れと尊敬の眼差しで見ていた。
 
一方私は、仕事を辞めて最も体力があった時期だったこともあり、せっせと学校見学や説明会にいそしんでいた。
 
夫はどのタイミングで誘うのが良いのだろうか。
 
思い切って夫に相談してみた。
これから複数の学校の説明会があるが、説明会は私に任せて、概要を伝える方が良いか、それとも夫自身が参加したいか。
校内見学と説明会どちらに参加したいか。
 
予想通り、夫は「説明会は任せるよ。帰ったら様子を教えて。俺は校内見学にするよ」との返事だった。
 
一番近い未来で探すと週2回、頌栄女子学院で校内見学をしていたので、早速予約した。
夫は職場から向かい、終わったら職場に戻るということなので、最寄りの高輪台駅で待ち合わせようとのことだ。
 
私は、早くも3回目の頌栄女子学院だった。
いつ来ても、心がふわっと明るくなることが本当に不思議だ。
 
夫は待ち合わせより、ずっと早い時間に到着した様で、汗もかいておらず、穏やかな表情だ。
 
担当の先生がご案内くださる。
「こちらが、歴代の校長先生。」「これが中学生の制服でこれが高校生の制服なの」など、私は小声で夫に説明しながら進む。
 
夫は、「一度校舎から外に出るんだ」とか「住居がすぐそばにあるんだね」とか、「迷路みたいだね」と、ぶつぶつと言っていた。
 
そんな折、生徒さんと何度か通り過ぎた。
生徒さんは「こんにちは!」と歯切れのよい明るい挨拶をしてくれた。
 
ちらっと夫を見ると、夫はうんうんと頷いて満足そうだった。
 
前回、帰宅後に母とした会話を思い出す。
「私、この学校すっかり気に入っちゃったわ!あとどれ位偏差値が必要なの?」と母は聞いた。
「うん。あと偏差値20位必要かな」と私は率直に答えた。
「まぁ」と言って、母はそれっきり、一緒に学校見学に行くと言わなくなってしまった。
 
夫は母とは違い、女子校そのものに対し、どうリアクションをしてよいのか分からないようだった。
まだ3校目ということもあるだろう。

また、夫が今まで見学した都立大泉高等学校附属中学や、富士見中学校に比べると、少し施設が狭いかもしれない。
 
夜、夫に感想を聞くと、「生徒さんの挨拶がしっかりしていたね。」と一番に言っていた。
また、「確かに今まで見た学校に比べるとグラウンドは狭いよね。でも、だからと言って嫌な印象は全くなかったよ。目標は高い方が伸びるっていうしね」とのことだった。

私はほっと胸をなでおろした。
  
 

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