<旅人算について相談する>
問題が複雑になるにつれて、私は混乱してきた。
バスと自転車が並走する問題など、意味があるのだろうか。
バスに乗るのが目的だとすると、自転車はバス停に置きっぱなしにするつもりなのか?
バスに乗るのが目的だとすると、自転車はバス停に置きっぱなしにするつもりなのか?
解き方以前に問題文にツッコミを入れたくなり、もどかしくて、イライラとしてしまうのだ。
すると、先日も助けてくれた卒業組の先輩から、またメッセージやアドバイスを頂いた。
お忙しい職場なのにありがたい。
先輩の話では、そのうち、「バイクに一人乗せて、一人歩かせて、バイクに乗った人を途中でおろして、歩いている人を迎えに行って乗せて、途中から歩かせている人に追いついて・・・」という問題も出てくるのだそうだ。
そんな問題まで出てくるのか。
なんてことだ。バイクではなく、車かタクシーに二人とも乗せては駄目なのだろうか。
なんてことだ。バイクではなく、車かタクシーに二人とも乗せては駄目なのだろうか。
そればかりではなく、歩く歩道を歩いていたところ、反対側に知り合いがいたので、
最後まで渡って降り、お互い中央の通路で出会う問題などもあるのだそうだ。
新宿駅の歩く歩道をイメージした。
確かにバスと自転車の並走や、バイク問題に比べれば、まだ現実的だが、
歩道も動いている。更にその上を歩くとなると、どうやって計算していくのだろう。
気が遠くなった。
先が思いやられると悲鳴をあがていたら、このブログが分かりやすいよと、さっと紹介してくれた。
この見やすい図を、ブログのママゴンさんはお手洗いに貼って、見られるようにしていたのか。
ブログのお嬢さんのドラマもまた壮絶だった。
秋の模試が良かったのに、本番では苦戦していくのだ。
身をつまされる思いがした。
受験生を伴走するというのは、やはり大変なことなのだ。
今頑張って小5を終えたとしても、小6の秋の模試まで、上手くいったとしても、
今頑張って小5を終えたとしても、小6の秋の模試まで、上手くいったとしても、
最後の最後まで、どうなるか全く分からない。
それが受験という世界なのだ。
つい、娘が小4の地獄時期を乗り切ったからと言って、私は心に緩みが出ていたのではないか。
努力が足りず、自分に甘くなっていたのではないか。
沢山いるのだ、受験生に伴走している親御さんは。
私など足元にも及ばない。
そう思い反省した。
その後、黒い講師のブログの話になり、長編読み物編では、「最後はヨウカン」が好きだというほんわりとした会話をして、先輩との会話は終わった。
自戒の念の中で、先輩の優しさが身に染みた。