不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

突然やってきた家族トラブル。パパ塾の放棄。

<パパ塾放棄>

算数の旅人算で苦労していたある日の週末のことだった。
 
理社は夫が見ていてくれていたこともあり、ママ塾は算数がメインだったこともあり、
数か月安定して過ごしてきた。
 
しかし、ある週末、夫が突然大声で娘に言った。
「もう、理科なんて、俺知らないよ。やってらんないし、俺無理だから!」
 
たまたま通りがかかった私も、驚いて夫を見つめた。
娘も目を丸くして夫を見ていた。
 
夫はそのまま席を立って、出かけてしまった。
 
娘は泣きだした。
 
私もどういうことなのかわからず、泣いている娘をなだめた。
 
娘も娘でここのところの、学校のハプニングや、運動会、前回の組分けテストのプレッシャーなどで、
精神的にかなり疲れが溜まっていたのだろう。
勢いよく泣いて止まらなかった。
 
娘と夫との間で何か問題が起こり、喧嘩になったのだろうか。
 
30分ほど経過し、娘が落ち着いた頃、聞いてみると、
特に喧嘩になるほど親子でもめた訳でもなく、問題はなかったと言う。
ただ、「今日のパパはいつもと違ってた」とのことだった。
 
これは娘の言い分であって、夫からすると、
娘が生意気だったとか、態度が悪かったとか、何かあった可能性もある。
 
しかし、ここまでのこととなると、仕事で何か抱えていたのだろう。
 
せめて、娘に直接突き放してしまう前に、私に言ってほしかった。
夫婦で相談がしたかった。
私だって、事前に相談してもらえば、きちんと引き受けていたし、身構えもできた。
 
しかし後の祭りだ。
 
そういえば、近頃、夫の話をじっくり聞いたり、夫に寄り添った態度をしていなかったことに気が付く。

せっかく仕事をやめて、家族のフォローに回ると約束したにもかかわらず、
早くも学校見学と、受験勉強に夢中になって、どうしても娘の方に肩入れしてしまい、
それ以外に関して、気もそぞろだった。
 
夫婦仲がこじれることは、二人にとっても良くないし、娘にとっても良いことは一つもない。
反省して、夜きちんと夫と話してみよう。
 
娘は完全に動揺していた。
「どうしよう、ママ。旅人算もあるんだよ。理科も難しいんだよ。私ひとりじゃできないよ」
そう言って泣いていた。
 
個別塾で見放された時を思い出した。
私は動揺を見せないように、毅然として言った。
 
「大丈夫。これから理科もママとやろうか!
ママ塾は算数と、国語と理科、3つあるから大変だぞー」、努めて明るくそう言った。
 
とりあえず予習シリーズの理科を見せてもらう。
 
見た瞬間、今週の単元が光、翌週が音だと書いてあるのを見て、背筋が凍る思いだった。
 
私も苦手な範囲だ。事前に予習もしていない。大丈夫だろうか。
 
 

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