不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

小5第4回組分けテスト当日。涙の生バームクーヘン

<組分け後の感想>

「おかえりなさい」と玄関で出迎えると、私の顔を見るなり娘は泣いた。
 
「全然思うように解けなかった。」
「問題も難しかった」と言う。
 
組分けテストの度に母が、私と娘が好きなクラブハリエの
生バームクーヘンを買ってきてくれた。
机に置いてある母のカードとクラブハリエを見て娘が喜ぶ。
先に食べようと娘が言った。
 
「やっぱりクラブハリエ美味しいね。」と言いながら、徐々に娘の疲れも癒えていく。
「ほんと、組分けの後のご褒美嬉しいよね」と私も言う。
 
私はこの日のご褒美として特別にしたいので、
普段、デパートに行っても、バームクーヘンは買わない。
しかも生バームクーヘンはレアで、オンラインでは買えない。
賞味期限が1日しかなことも、テストの日にふさわしい。
ささやかな幸せの時間だった。
 
自己採点についても、結果についても、私からは聞かなかった。
良くないことは夫から聞いていたし、そもそもあれだけ勉強ができなかったのだ。
数日間頑張って、良い成績が取れるほど甘い世界ではない。
全国の受験生が、みな、頑張っているのだ。
 
ぽつりぽつりと娘は話し出す。
「理科は本当にひどかった。過去最低かもしれない」
「すごく難しかった。全然解けなかった」
「理科、得意だったのにな。私何やってたんだろう。H先生悲しむな」と言って、
つーっと涙を落とした。
 
私は泣いている娘の背中をさする。
光と音をほとんど勉強できなかったので当然の結果だった。
 
「算数は全部解いた後数を数えたんだけど、150点なんて無理だったよ」と更に涙を流した。
「128点分しか書けなかった」そう言って、声を上げて泣いた。
 
私は予想外の返事に密かに喜んだ。
娘の理想点とは程遠いが、私の目標はクラスキープだ。
120点あれば、クラスダウンは免れる。
大吉の私の願いはかなったかもしれない。
 
良かった。最後まで粘って、旅人算の線分図を書きまくった甲斐があった。
「違う違う、1、2、3、4、これだと4本だよ」とか、
「ここは向かい合ってここで会うから2本だよ」というようなやり取りを繰り返し、
何とか基本問題はできるようにしていったのだ。
 
「でもさ、今回はたった数日しか勉強できなかった中、よく頑張ったと思うよ」と私は褒める。
 
それでもなお、娘は自分に腹を立てていたが、
「120点取れていれば、H先生のクラスに残れると思うよ」
「夏、学校もないから、また何倍も頑張ろうよ!まだまだこれからだよ」と言うと、
ようやく娘の涙が止まった。
 
 
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