<小5第4回組分けテスト、結果が出るまでの日々>
結局、私達は、最悪の結果となるであろう小5第4回の組分けテストの自己採点はせず、
大人しく結果を待つことにした。
意外なことに、H先生は「満月、どうだった?」と聞いていらっしゃらなかったのだそうだ。
もしかしたら、いつも娘から自発的に先生に報告をしに行っているので、
「自分から言って来ないという事は良くなかったのだろう」と察して、
気を使ってくださったのかもしれない。
結果を待ちながら、私は今回の自分の判断が正しかったのか悩み、
やや落ち込んでいた。
やはり、今回の試験は、休んだ方が良かったのではないだろうか?
勉強もできていない、メンタルコンディションもようやく回復してきたところ、
体力的にもまだ不安。
今までで一番結果が見えていた試験だ。
そんな状態でも組分けテストを受けるべきだったのだろうか。
結果を見て、また、やる気のない落ちた状態になってしまうのではないか。
娘は、「試験を受けないとクラスダウンするって聞いているし、
4年生の一番最初の時だって逃げなかったんだもん。逃げるのは嫌だ。」
そう言い張ったので、つい根負けしてしまったのだが、
もう少し先を考えて、頑張って止めるべきだったのかもしれない。
公開模試の結果が出るまでの待ち時間は長かった。
毎回長かったが、この時が一番長かった様に思う。
時の経過が、通常の何倍にも感じる。
しかも今回は自己採点もしていないので、不安ばかりが先立ち、尚更遅く感じた。
ふと、先日娘と神社へ行った時のおみくじのことを思い出した。
大吉のおみくじを開いてみる。
「・・・万事細やかに気を付けて一度おもい定めたことは わきめもふらず一心に努力すれば何事も成功します・・」
「願望 遅いが思う通りになる 吉」
「学問 努力すればよろし」
「争事 心和やかにして吉」
娘と仲直りをした後は、細やかに気を付けたし、わきめもふらずに数日を努力したつもりだ。
きっと、大丈夫。
毎日何度もおみくじを見ながら、可能な限りプラスに考え、
偏差値が出るまでの日々を過ごした。
そして、とうとう結果が出る日がやってきた。
何度もクリックしていたが、素点の横に偏差値が出たことが、ちらっと見えた瞬間、
怖くて一度画面を閉じてしまった。
ふう、と一呼吸して、「クラスキープ、クラスキープ、クラスキープ」とPCに拝む。
そして、思い切って画面を開いた。