不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

小5夏休み。H先生お勧めの展示を見に行く。実物に触れることの大切さについて考える。

<勉強後に実物を触れるという事>

 ある日の夏期講習後、二人で水族館へ行った。
以前、H先生から期間限定の展示室が面白いとお話があったからだ。

 

話を聞いた翌日に行こうと思ったし、娘もそれを望んでいたが、
組んでいた勉強の都合で、数日後になってしまった。

 

しかし、H先生がおっしゃったからと言って、ちょっとした雑談の中で出た話であり、
真に受けて行くと言っているのは娘位だろうと、たかをくくっていた。

 

それがどういうことだろうか。


ある日、「俺H先生のやつ行ったよ」とクラスの男子が言ったところ、
「私も行った!」「俺も行った!」とクラスの半数近くが

たったこの数日の間に「早速見てきた」のだという。


H先生の影響力を受けているのは、どうやら娘だけではないらしい。

これが受験のスピード感なのかと、大いに反省し、私達も翌日すぐに向かったのだ。

 

私はその水族館へ行くこと自体が初めてだったが

娘は、義母が東京に来た際や、私の母とも行ったことがあるらしい。

 

考えてみれば、今まで夏休みと言っても、

娘と同じ日程で会社が休めるわけではなかったので、
家族旅行で会社を休む時以外は、

娘はおばあちゃんである母や、義母と過ごすことが多かった。

 

大人にとっての夏休みは数日だが、子どもにとっての夏は1ヶ月以上ある。
側にいられなかったことに、少し胸が痛んだ。

 

水族館に着くと、娘は張り切って案内をし始めた。

その様子が面白くて、はいはいと娘に誘導されるとおりに歩いていたが
「ママは何が見たい?」とか「これとこれなら、きっとママはこれが好きだから見たいよね。」とか
「ここは人気なんだよ。今は、混んでいるから、後回しにしよう」と言って

娘は手際よくさばいていた。

 

水族館見学はさっさと済ませて、臨時の展示の方へ行きたかったのかもしれないが、
テキパキとする娘を見るのは初めてなので、

いつの間にか大きく成長しているのだと改めて嬉しく思う。

 

 

一通り見学し、H先生お勧めのコーナーへ移動する。
娘は一つ一つの展示物に書かれているパネルをじっくり読んでは、
じっと水槽を覗き込んだ。

そして、感想を言っている。

 

その目つきは真剣だった。

 

確かに、今までの受験勉強はテキストベースだった。

しかし、これが本来あるべき姿だと強く思った。
学んだ後、習得した知識がどんなものであるか、改めて見るのはどれほど楽しいことだろう。

娘は「理科って面白い。私もっと勉強したい!」と繰り返し言っていた。

 

「本物に触れさせる」ということについて、深く考えさせれた日だった。


 理科実験教室に参加させるのも良いかもしれない。

ぼんやりとそう思った。

 

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