不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

小5の夏休み。いち早く現実に戻したい。旅行後のリハビリ。

<旅行後のリハビリ>

 

小学校の林間学校、早稲アカ合宿、家族旅行。

早稲アカ合宿中は勉強をしていたが、家族旅行中は結局朝の計算問題すらやることができなかった。

早稲アカでいただいたエコバッグにテキストを入れて常に持ち歩いているものの、

決して開かれないテキストを不憫に思った。

 

帰宅後、覚悟はしていたが、娘は解けていた問題も全て解けなくなった。

 

たった一週間。されど一週間。

娘の様なタイプは、間をあけると駄目なのだ。

計算問題ですら手こずるようになった。

 

だから家族旅行をあんなに反対したのに。
そう思ったが、今更思っても、時は巻き戻せない。

 

それに対し、夫は、娘の為に本棚を作って、その後、家族旅行もして、

とても幸せそうだった。
清々しくお土産を片手に会社に戻り、早速飲み会三昧だ。

 

本来であれば、夫だけでも幸せそうなら良かったと思うところだが
今回は反対した分、素直に喜べない自分がいた。

 

帰宅後、夏休みの前半の様にエネルギッシュに動けないだろうこと、

リハビリが必要なことは想定内だったが、

娘自身が、思い通りに動けない自分に嫌悪し、荒れてしまうようになったのだ。

 

解けない自分がもどかしくなり、物を投げて荒れ狂ったり、
消しゴムを手で細かくちぎって消しゴムにイライラをぶつけたりするようになった。

 

覚悟はしていたはずだった私も、旅の疲労もあり、さすがに泣きたくなる。

 

それでも「少しずつでいいよ。今日はまだここまで解かなくていいよ」と私は言う。

 

しかし、本人の気持ちが前のめりで空回りしてしまうことを繰り返すのだった。

 

「ママ、それじゃ間に合わないよ。私旅行中全く勉強できなかったんだよ。
それどころか、一週間前に解いた問題も解けないんだよ。」

 

そう言っては、娘が泣き叫んで暴れた。

 

暴れる娘を止めようとしても、手をはねのけられる。
結局羽交い絞めにするよう、大きく腕を広げて抱きとめ
「大丈夫だから大丈夫だから。まだ間に合う。まだ間に合う。」

呪文のようにそう言った。

 

娘は悔しくて号泣していた。

私だって泣きたかった。


ふと夏のタスクリストを眺めながらこう言う。

「ねぇ、先に学校の宿題やっちゃおうよ。まだ自由工作やってないじゃない?
案外時間がかかるから、今日は計算と暗記問題だけにして、後はこれ作ろう」

 

止まっている間、眠れるのであれば、仮眠させてあげたいが、

イライラしているだけなら時間の無駄だ。

 

解法やコツを忘れてしまっていることもあるだろうが、
それ以上に体力的に回復していないので、集中力がないのだろう。

 

「わかった」とようやく娘は言い、二人で粘土のランプづくりを始めた。

 

 

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