不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

小5第6回組分けテスト直前のトラブル。胃腸炎と夫婦喧嘩

<組分けテスト直前のトラブル。胃腸炎と夫婦喧嘩>

 

そんな矢先のことだった。

 

娘が「学校でずっとお腹が痛かった。お腹を壊して保健室にも行った」と言う。

 

「今日の塾は休みたくないから行くけど、

お弁当を食べたら、またお腹を壊しちゃうかな」と娘が言う。

 

「今日は前コマの算数だけ受けて、お弁当を食べる前に国語は早退しよう」と言うと

しばらく考えて、娘は分かったと頷いた。

すぐに塾に連絡し、その旨を伝えた。

 

それにしても、どうもおかしい。

いつものストレスや緊張による腹痛であれば、学校で起こることはないのだ。

これは何か別の病気なんじゃないだろうか。

 

塾を早退した後は、すぐ寝かせようとしたが、

本人が、どうしても落ち着かないというので、

論説文の読解問題をひとつだけ解いた。

 

娘が寝た後、夫が帰宅した。学校でのできごとを話す。

 

しかし、お腹が弱く、壊しても通常通りに生活を過ごす夫は、微塵の心配もしない。

 「大丈夫だよ。出てしまえば。俺なんてしょっちゅうだよ。」

こんなセリフは体力がある夫だから、言えるのじゃないだろうか。

 

翌朝も、起きるとすぐに娘が「やっぱりお腹が痛い」と言った。

 

私は「学校を休んで病院へ行こう。体が一番大切だよ。」と娘に言った。

 

しかし、そこで出てきたのが夫だ。

「駄目駄目。腹を壊したくらいで学校を休むなんてありえないよ。
行ってみて、どうしても無理だったら、早退しなさい」と娘に言う。

 

「こんなことで甘やかして、さぼり癖がついたら大変だ」と言うのだ。

 

私も頑として反対する。
「無茶をさせて、後々響く方が大変だよ。こんなに顔色も悪いのに」

と言うが、夫は折れない。

 

仕方なく、その日は夫の提案通り、学校に行かせ、

「何かあったら、すぐ迎えに行くから、保健室に行ってね」と、娘に伝えた。

連絡帳にもその旨書いて持たせた。

 

娘は具合が悪い上、自分のことで夫婦喧嘩をする二人を見て、

もうどっちでもいいや。と投げやりになっていた。

可哀想なことをしたと思う。

 

結局、その日は早退の電話はなかったが、案の定、保健室には行った様だった。
帰宅後、すぐに病院へ連れて行った。

 

即座に「胃腸炎、下痢が止まるまで登校禁止です」とお医者様はおっしゃった。

 

塾も休むってこと?と娘は泣く。

泣いている娘の背中をさすりながら、

「大丈夫。大丈夫。何とかなるよ。体が一番大切だよ。

体を休ませて、しっかり治そう。そうしないとテストも受けられないよ」

と繰り返した。

 

病院後、娘がぐったりして昼寝をしたので、

朝の苛立ちもあって、夫にLINEをして状況を伝える。

 

「そっか。胃腸炎だったんだね。お大事に」と簡単な返事と、
可愛いスタンプが送られてくる。

 

こういうところが次男である夫らしく、世渡りがうまい。

スタンプ一つで怒る気持ちが失せた私は、

用意していた組分けテスト対策をそっと本棚に戻した。

 

カレンダーを見ながら、大きなため息をついた。 

 

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