不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

小5。第6回組分けテスト後。勇気を出してH先生に電話をすると、意外な返事が待っていた。

<H先生に謝罪とお願いの電話をする>


算数の組分けテストの結果は、目標点より50点以上の差が開いてしまった。

それどころか前回よりも更に20点下がった。

算数は200点満点なので、半分も取れなかったことになる。

 

どうやって元気づけたら良いのだろうか。

娘はいつもより引きずっていて、私ではもうこれ以上助けてあげられない。

 

こんな娘を助けられるのは、やはり娘の大好きなH先生しかいないだろう。

 

H先生は、生徒からは親しみやすく絶大な人気を誇る先生だが、

親には厳しい意見も含め、大変ハッキリとおっしゃる先生だ。

ゆえに、私はH先生と話す時は、かなり緊張する。

 

「そこまで面倒見切れません」と、

ぴしゃりと言われてしまったらどうしよう。

 

一度娘と話していただけませんか。と頼んだところで、

「それは親御さんの仕事じゃないですか」と言われてしまったらどうしよう。

 

何度も電話をかけようとしては、躊躇した。

 

電話を持つ手が緊張で震える。

先生はご不在だった。

 

折り返しの電話を待ったが、なかなかかかってこないので
きっと夜の授業後だろうと思い、とりあえず泳ぎに行くことにした。

 

娘を励まし続け、精神的にも肉体的にも疲れていた。

こんな時は溜め込まず、リフレッシュした方が良い。

 

泳ぎ終わり、身支度をしていた時だ。
更衣室でスマホが鳴った。

 

急いで更衣室から出て電話を取ると、H先生だった。

 

運動アドレナリンのお陰で、物怖じせずに、話すことができた。

あれだけいつも教えて頂いているにも関わらず、情けない結果で

先生に申し訳なく思っていること。

 

腸炎になり、直前にテストに向けて調整できなかったことを話す。

 

塾も休んでいたので、H先生も納得して下さっていたようだ。

 

「わかりました。本人は落ち込んでいるでしょうから、話しかけてみます」

そう、H先生はおっしゃった。

なんてありがたいことだ。

私はひれ伏す気持ちでお礼を述べる。

 

更に、その後、先生の口から予想もしていない言葉が飛び出した。

 

「今回は、体調が悪かったでしょうが、満月は確実に伸びています。」


「近いうちに、必ず一つ上のクラスから声がかかると思います。」

 

私はびっくりした。
今のクラスと一つ上のクラスの境目は大きい。

 

上のクラスと言えば、御三家や難関校など、偏差値60以上の学校を受験するクラスだ。

 

娘の算数の頑張りは知っている。

算数が伸びているのも知っている。


でもそれは、私の思い込みではなかったということだ。

 

「ありがとうございます!先生には何から何までお世話になって。」

目を潤ませながら、スポーツジムの入り口で

私は何度も頭を下げた。

喜びのあまり、周りの視線も気にならなかった。

 

 

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