<娘が初めて学校を遅刻してしまった。どうするべきなのか?>
いかがお過ごしでしょうか。
先週、とうとう娘が学校を遅刻してしまいました。
その日の朝は、出発間際に腹痛を起こし、仕方なく夫が車で駅まで送りました。
まもレールによると最寄りの駅には余裕をもってついていましたが
学校に到着し、鞄も置いた後、お腹が痛くなり、先生に断ってお手洗いに行ったが
点呼に間に合わず、『遅刻』となったと言うのです。
娘は泣いて先生と話し
「お腹を壊したのです」「皆勤を狙っているのです」
「学校に着いているから遅刻じゃないと思います」と交渉したけれど
「ルールはルールだから」と遅刻になってしまったということでした。
お友達が慰めてくれ、「今年はコロナがあって皆勤賞の対象外だから、
まだチャンスはあるよ」と言ってもらったとのこと。
機転の利くお友達に改めて感謝です。
私は驚きませんでした。
そもそも最近の娘のだらしなさについて、夫婦でも問題だと話していたからです。
例えば、今朝も腹痛の娘を送った夫が怒っていました。
駅に向かう道中、娘が「朝ごはん食べた後、実は15分寝ちゃってたんだ。変な夢見てさー」と、悪びれもせずに笑って夢の話をしていたと言うのです。
夫は今繁忙期で大変なことを娘も知っているはずです。
それでも「ごめんね。パパも仕事があるのに」とか「ありがとう」と言わない。
少しは時間通りに行動できないことに対して反省して欲しいと夫は言っていました。
『遅刻した』と聞いた私も『とうとうやってしまったか』と思いました。
朝食後、着替え途中での二度寝やこっそり母のスマホを借りて見ていること。
夜、お休みと別れた後(娘は母と寝ています)深夜までこっそり夜更かししていること。
宿題があるのに、漫画を読んでしまうなど、やるべきことを後回しにすること。
制服をハンガーにかけず脱ぎ散らかしていることがあるなど、
だらしなさが気になっていたからです。
ここで一度線を引くべきだと思いました。
「罰ゲームの様に何かを取り上げるのはどうかと思うけれど、一週間スマホはロックします」「理由は、きちんと体に向き合ってほしいから」と伝えました。
まずは娘に「納期」について話をしました。
これは常日頃から娘に言っているので、娘もよく分かっている話ですが
仕事をするようになると「納期」がある。
この「納期」に納められないことに対して、世の中の目はとても厳しい。
仕事ができる人でも、信用を失ってしまう可能性がある。
自分で見積もった場合も、上司や取引先から指定される場合も
『納期をいかに守れるかが大切だ』と娘に話します。
娘はうなずいています。
同じ様に、友達との待ち合わせ、学校や会社へ時間通りに行くことなど
時間のルールは他にもあり、それぞれ信頼関係に影響する重要なことだと話します。
今回問題なのは『遅刻』。
原因は、腹痛ではなく、二度寝の方だったと話します。
では、どうして二度寝するようなことになっているのかを二人で考えていきます。
娘は保育園児の頃から『超朝型』で、私の方がいつも起こされていました。
小学校に入ってからも同じ。受験時代の一部を除いて、常に朝は強かったはずです。
それなのに、今は常に眠いし、二度寝してしまう。
単純にそれは睡眠不足なんじゃないだろうかと。
眠いから集中して宿題ができず、他の事をして逃げてしまうのではないか。
やる気も起きず、面倒くさくなるのではないか。
手際良く行動する気力もなくなるのではないかと。
その日から21時半に私と別れ、
↓ここから新ルールです
必ず22時までにベッドに入って電気も消す。
22時に私が見回りに行くので、その時に真っ暗にしてベッドに入った状態でいなければ
スマホロック期間を延長するという約束にしました。
別の時間に改めて母とも話し、協力してもらうようお願いしました。
睡眠時間を8時間以上確保すると、2日目から効果が出ました。
最も大きな変化としては、機嫌が悪くならないのです。
思春期だから仕方ないと思い込み、あきらめていた不機嫌さが
嘘のようになくなりました。
常に笑って元気。学校も楽しそうです。
1週間続けたら、生理不順も戻りましたし、体調も万全です。
朝ご飯を食べたら、さっと着替えて(二度寝することもなく)
空いた時間で好きなことをしています。
次に行動。
別人の様に早く動けるようになりました。
早くやるべきことが済めば、その分、自分のしたいことができますね。
積極的な気持ちも増え、自発的な行動が増え
食欲意外にも、あれしたい、これしたい、あそこに行きたい、
という娘の欲も戻ってきました。
思春期ではなく、単純に睡眠不足だったのですね。
原因が分かって良かったです。
22時の消灯チェックは時折億劫になりますが、
全寮制学校の見回り係だと思うことにし、お互いに割り切って過ごしています。
今の娘の健康と精神の状態はとても良いので、
これからもキープできるよう、母として見守りたいと思います。
受験生時代に思い切って寝かせた話は先日こちらに書きましたが
お子さんの様子が苛立っていたり、
空回りしていて変だと思ったら、
思い切って寝かせて見るのも良いかもしれません。
ここからは健康が大切!
皆さんもしっかり体と向き合って、睡眠と上手に付き合いながら
本番に備えて行ってくださいね。
私達も頑張ります!!