不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

小5、秋。組分けテスト当日。算数が取れなきゃ意味がないのか?

<組分けテスト当日>

 

当日はいつも通り夫から「今終わったよ」と連絡が来た。

今日は腹痛も起こしていない。
週テストの成果が出ただろうか。
 

「どうだった?」とLINEを打つと、
「うーん。なんか難しい顔してるよ」と返事が来る。

 

仕上がりは悪くなかったはずなのに、どうしたのだろう。

 

帰宅後、娘は「ママすぐに自己採点しよう」と言った。
「いいよ。何からやる?」と聞くと、一番自信がある理科にしたいと言う。

「おお!理科手応えあったんだ!」と私は喜ぶ。

 

理科の自己採点は100点中8割。何と79点だった。

「すごくない?」と二人で悲鳴に近い喜びの声を上げた。

 

週テストでは、理科をきっかけに切れてしまったこともあった。
電流は理解するまで時間がかかった。
しかし、その甲斐あって過去最高得点だ。

 

私はもうここで喜びの舞を踊りたかったが、娘はまだ気を許さない。

 

「次は社会にしよう」と娘が言う。
考えて見れば、社会の自己採点は初めてのことだ。

 

それだけ自信があるのだろうか。
100点中7割。68点だ。

 

社会が得意な女子たちにとっては当たり前の点数だろうが、
今まで娘の社会の点数は最高でも52点の偏差値49。
これは、かなりの快挙なのだ。

 

私はびっくりしてしまった。

「すごいすごい!!」と喜ぶと、へへへと娘も笑った。

 

「次、国語だね」と娘が言う。
この辺りで、試験後に難しい顔をしていた理由が分かってきた。
算数がうまくいかなかったに違いない。

 

国語の自己採点の結果は記述が分からないので曖昧だが

150点中90点を超えてそうだった。

これも娘にしては、ベスト3に入る点数だった。

3科目の十分すぎる点数で私は幸せだったし、満たされていた。

 

最後に算数の採点をすることになった。
「ママ、私どうしても上のクラスに上がりたいの。
だから、今回は正答率は低いかもしれないけど、沢山解く方を選んだんだ。
だから正答率が悪くても怒らないでね」と娘が言った。

 

私はうなずく。

今回はテスト前に方向性を話していなかったし、

自分できちんと考えて策を取ったのであれば、それで十分だ。

 

一問丸が付くごとに「正」の字を書く。
一問8点なので、正の字を見れば点数が分かるのだ。

 

正の字が3個プラス横線が一つ書けた時点で娘に言う。

「128点行ったよ!!やったじゃん!!!」

 

かつて娘が目標にしていた128点に到着した。私は喜んだ。

しかし娘は「128点じゃ足りない。上のクラスに上がれないんだよ。」と言うのだ。

 

娘が解いた問題は4問残っていた。
しかし、丸付けをすると、そのすべてが不正解だった。

 

娘は「くっそう。なんなの?何でなの?」と言って、物に八つ当たりしている。
「物に当たったら可哀想だよ、やめなさい。十分頑張ったじゃない。」と私は言う。

 

「4科目で過去最高じゃない。すごいことだよ!!」と言ったが、私の声は届かない。

 

「これじゃ、上のクラスに上がれないじゃん。算数なの!算数が大事なの、算数が!」
と怒り、物に八つ当たりしながら、娘はリビングから出て行った。

  

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