不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

小5、秋。2クール目のYT週テストその1。魔の時計算。そもそもうちにはアナログ時計がないじゃないか。

<最大難関、時計算。そもそも家にアナログ時計がない>

組分けテストの後も容赦なく授業があるし、YT週テストもやってくる。
いつまでも組分けテストの気分ではいられない。

そして、その週の算数の単元は、地獄の「時計算」だった。

 

タイミングが悪い事に、ここで後にも先にも、

最も娘が苦手とする「時計算」がやってきてしまったのだった。

 

娘は時計を読むのが昔から苦手だ。

 

それは、娘のせいではなく、そもそも私の子育てに問題があった。

 

いずれ受験するだろうから時計算の為に時計に強くなくてはと思って

子育てをしてきていないのは当然のことだが、

 

幼い頃から何でも良いから時計を楽に読める工夫してあげていたら、

読むのが楽になったに違いない。

仕事に心を奪われ、娘の立場に立って考えたことがなかった。

 

今は、何時何分か、小さな子でも分かりやすい

アナログの知育時計も沢山出ているというのに、それすら知らず

こういった分かりやすい時計をその場で買おうと思い浮かばなかったのだ。

 

家の壁掛け時計は、そのお洒落さに一目ぼれしたジョージネルソンの

時間すら書いていない太陽の時計であったし

娘が持っていた目覚まし時計はデジタルだった。腕時計もデジタルだった。

 

娘の側に常にあったアナログ時計はスタディタイムだけだ。

母のところに行き、壁掛け時計を借りたのだが、

長針を回す際、なぜか短針までついてきて、一緒に動いてしまう。

ほとんど壊れかけだった。

 

結局、適した壁掛け時計がないので、

小さな卓上時計であるスタディタイムを泣く泣く使い、くるくる回しながら説明をする。

この時計はタイマーとしても重要な役割を果たしているので壊れると困るが致し方ない。

 

更にタイミング悪く、その週H先生からは分厚い冊子の宿題が出ていた。

組分けテスト前でもないのに、冊子を出すと言うことは、

過去の受験生達も、皆苦労してきた証なのだろう。

しかしいつもありがたい冊子も、今回ばかりは苦痛だった。

 

娘にとってH先生は絶対なので、「宿題は出す。ちゃんと解く」と言い張る。

娘がそう言うであろうことは、百も承知だったが、他の教科はどうなるのだ。

冊子以外の算数の宿題はいつやるのだ。

理科はどうするのだ、と心の中で思う。

 

週2回の燃えるゴミの日に、冊子を捨ててしまいたいと初めて思った。

 「ごめんね。ゴミと一緒に捨てちゃったのかな」と
白々しく嘘をつく自分を想像する。

娘は見破るだろうか。

 

いや、いずれにしても、

「え?無くなった?それなら、塾にもらいに行ってくる」

と娘なら言うだろう。

 

ここは大人しく踏みとどまり、頑張るしかないのだ。

そう思い、何とか自制したのだった。

  

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