不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

小5、秋。普連土学園中学校_生徒への質問会_後編。スタンディングオベーションしたいほど感動した話

<学校見学普連土学園中学校 生徒への質問会その2>

 

他のお父様お母様も積極的に質問をされているが、
有難いことに時間内であれば、まだ質問ができる様だ。

 

二つ目の質問をする。

「他の学校へ進んだ生徒さんと自分がこんなところが違うと思う事はありますか。
例えば、小学校の同級生と再会なさった時など、感じたことがあれば教えてください。」


この質問は難しかった様だ。


「進学してから、小学校の同級生とはまだ再会していません」と答える方も多かったし

「他校に進んだわけではないので、この学校と、他の学校に進学した違いは判りません。」という率直な意見も多かった。

 

確かに私の質問も微妙だったと反省する。

 

その中で、だ。

高校生の方、確か体育系の部活の部長さんか、副部長さんだったと思う方がこんな話をおっしゃった。

 

「私は小学校の友人と先日会う機会があったのですが、
その際、残念に思ったところは、みんながスマホばかり見るところです。

久しぶりに時間を作って会った機会だったので
私はスマホに割く時間が、もったいなく感じましたし、どうしてだろうと感じました。

折角会えた貴重な時間だから、

少しでも相手の顔を見て会話をする方がずっと大切なことなのにと、思いました」

 

この言葉を聞いて、先ほどまでの普連土学園に対するネガティブな感情は一瞬で払拭された。

それどころか、感動して目を見開き、

立ち上がってスタンディングオベーションしたいくらいだった!

 

横を見たら、夫がさすがだ!という満足な顔でうなずいている。

SNSに厳しい校則※も関係するだろうが、見事なお答えだ。

 

私はビル・ゲイツスティーブ・ジョブズ同様、

わが子にスマホiPadを持たせることに抵抗がある※2。

職業柄、利便性も十分わかっているが、それと子どもとは別だ。

 

中学に進学したらスマホは買うつもりだが、

制限もかけるし、約束事もしようと思っていた。

その際、何から娘に伝えようか考えていたが

普連土学園のこの生徒さんが、一番大切なこと教えてくれたように思う。

「目の前の人を大切にする」ということは他には代えがたい。

 

質問は続いたが、この話を聞けただけで十分満足だった。

 

帰り道、夫が言った。
「最高だね!!!もう第一志望にしようよ。

あんな風に堂々と自分の意見を言える、格好いい先輩みたいになってもらいたい。
あの先輩なんて、俺が人事部だったら採用しちゃうね」と私に言う。

 

「分かる!素敵だったね!」と答える。娘もうなずく。

  

あの先輩は、おそらく前半の私の、

『勝手に渋谷ショック』の顔もご覧になっていただろう。

そこからのあの展開だ。

話の内容もさることながら、何て機転が利いて、素晴らしい方なのだろう!

 

質疑応答に対応してくれた生徒の皆さんが、全ての質問に正直に話してくださったことも、今となっては感謝していてた。

 

私もこの日夫同様、普連土学園中学校の大ファンになったのだった。

  

※2017年当時の話です。現在の校則につきましては学校にご確認くださいませ。

※2 アンデシュ・ハンセン著 スマホ脳より

 

 

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