不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

小5、冬。娘の人生の転機。下から突きあげる上昇気流に乗る。

<娘の人生の転機>


K先生へ初めて質問できた日の娘の様子を書く。

 

帰宅時間はかなり遅かった。

夫が迎えに行っていたので途中でLINEすると、

電話があったので、待っているとのことだった。

 

丁寧に先生が教えてくださっているのだろうか。

それとも、数週間分溜め込んだ質問を全部聞いているのだろうか。

 

いずれにしても、ずっと腹痛でお腹を下し、

先生に質問するところまでいけなかったことを考えると、

・先生に挨拶をする。

・先生の授業についていけるように頑張る。

・先生に質問された時に、ちゃんと受け答えができるようにする。

 

という、長いステップを踏んで、

ようやくK先生に声をかけ、質問ができたのだ。

どの様な展開であっても、勇気が出せたことを褒めたいと思った。

 

帰宅後の娘に改めて聞く。

「どうだった?質問はできた?」

 

すると、意外な言葉が返ってきた。

「うん!できたよ。でもね、K先生はね、他の先生と違っててね。

ヒントっていうか、途中まで教えてくれるの。


それで、

『はい。満月、ここまでだ。

もう一度自分で考えて頑張って解いて持ってくるように』

って。

でもね、なんか解けそうな気がしたんだよね。

『もう少しだから頑張りたいって。行けそうだ!』って。

だからパパに電話して残って解いてたんだ」

 

そういう展開になったのかと驚く。

「そうだったの。それで解けた?」と聞くと、ノートを開いて

 

「うん。これとこれは解けて先生にもチェックしてもらったんだよ!!

この問題は塾が閉まっちゃう時間になったから、明日持っていくよ!

すごくない!先生にも『その通り!』って褒められたんだ」

と、娘はとても嬉しそうだった。

 

今振り返ると、これが娘における大きな転機だと思う。

 

もし、K先生にお会いしていなければ、

いや、K先生に質問をしていなければ、おそらく全く違った人生だっただろう。

 

娘の受験ライフにおいて、

算数の基礎中の基礎を作ったのはママ塾だと思う。

 

その次の段階で、娘に算数の問題を解く楽しさと

受験に対する熱い心を教えてくれたのは、

一つ下のクラスでお世話になったH先生だ。

 

そして、小5の最後から、受験期、現在の娘を作るベースとなる

『自分で粘って考える力』を作ってくれたのは、他ならぬK先生だと思う。

 

娘は嬉しそうにノートを開いて説明している。

それを聞いて正直に言って脱帽した。


『ここまで説明するから、あとは考えてごらん?』

という指導方法があることに、まずは驚いたし

そのK先生の手の放し方が実に巧みなのだ。

 

決して教え過ぎず、でもカギとなることはきちんと教え

娘が頑張って理解して解けるギリギリのラインで手を離す。

 

こんな高等な技術は私にはなかったし、とてもできなかった。

 

K先生に勇気を出して、質問できるようになったことにより

娘の思考力は一気に底上げされていくのであった。

  

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