不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

小5、冬。あっという間に噂は広がり、K先生が人気者になってしまう

<あっという間に噂が広がる>


こうして第1回目のK先生への質問ができてすっかりはまった娘は

それから足しげくK先生の元へ通った。

 

問題を解いては「できました!」と見せに行き

次の問題について相談をして、ヒントをいただき

その場で解いたり、家に持ち帰って解いたりしては、

また先生の元へ通うことを繰り返していた。

 

慣れた分、当然クラスでK先生が娘に対して冗談をおっしゃる回数も増え、
「おい満月!」
「えー!」と言う

長く在籍しているクラスメイトと同じような、先生と生徒との掛け合いも

できるようになった。

 

しかし、その娘の様子の変化がどこから来たか、

長年早稲アカに通う女子達はすばやく察した様だ。

 

ある日、「満月ちゃん、K先生へ質問してるでしょ。どう?怖くない?わかりやすい?」
と友達に聞かれたのだそうだ。

 

素直な娘は、別段、隠すこともなく
「見た目は怖いけど、質問する時は優しいよ」と答えたのだそうだ。

 

K先生のピリッとした雰囲気により、質問しにくかった生徒さんも多かったのだろう。

気が付けば、あっという間にK先生のところに

沢山のクラスメイトが質問に行くようになってしまった。

 

しっかり者の生徒さん、特に女子達は本当にすごい。

観察力も人一倍あるし、行動力もあるのだ。

どうしたら成績が上がるか、ライバルに負けないか、常に考えている。

 

娘が次第に

「今日は〇〇ちゃんと〇〇ちゃんが質問に来たから、1問しか聞けなかったよー」

ということが増えた。

 

基本的には他の生徒さんに教えている間に、

先生が途中まで教えてくださった問題を解いていれば良いので

ただ指をくわえて待っている訳ではないし、時間のロスも少ない。

 

それでも私の方は、

折角頑張ってK先生との100万マイルの距離を縮めたし

何よりもやる気を出しているのにと悔しく思い、

K先生に電話をしてみることにした。

 

「先生、最近質問する方が増えていると娘から聞きました。

お時間が、他のお生徒さんと被らない方が良いと思うのですが、

いつなら比較的に空いているでしょう」と伺う。

 

しかし、K先生は「質問に来る人が、何人増えても公平になる様に、

一人一問ずつ聞いて、あとは考えさせています。

解き終わった後、私に見せるまで、待つ時間ができてしまうのであれば、

帰宅して、翌日持ってくるので構いません」と言うことだった。

 

やはり今まで先生を独占できたこと自体が、滅多にない貴重な時間だったのだと

気が付く。

 

それでもこの数週間、先生と距離を縮める時間が持てたのだ。

そして娘自身も先生の指導に慣れ、算数との向き合い方が変わったのだ。

それだけで十分じゃないか。

 

私はそう思う事にした。

 

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