<国語 朝のママ塾 説明文・論説文>
YT週テスト第17回は
算数が図形の移動、国語は説明文・論説文、理科がばね、社会が昭和だった。
ようやく算数のK先生の授業にスムーズについて行けるようになり、
臆することなく先生に質問できるようになった上
宿題を滞りなく回せるようになっていた。
慣れてくると、一つ下のH先生の膨大な宿題量に比べると、
今のK先生の方が宿題そのものは少ない。
ようやく放置していた他教科の勉強を進める余裕が出てきた。
国語は本人からの希望通り、朝のママ塾で行っていた。
今回の単元は「説明文・論説文」だ。
算数や理科が好きなのであれば、
説明文と論説文の方が解きやすいと個人的に思うのだが
娘は物語文の方が好きな様だった。
週5日、音読する時間はもうないが、
それでも最低1日~2日は、音読もするようにしていた。
何が読みづらいのか、丁寧に見ておかないと
娘の理解度が分からないからだ。
読みながらマークをしていく。
この1年間ずっと繰り返してきた流れだ。
「はい、『しかし』逆三角形で囲む」とか
「はい、『つまり』〇で囲む」と言った感じで、私が口を挟む。
最近では私が言うより早く鉛筆が動くこともあり、
娘の成長を感じられて嬉しい。
「説明文ってさ。言葉が難しいところが嫌なんだよね」と娘が言うので
なるほどと思い、娘が分からない言葉にも印をつけてもらうことにした。
私が即答できる言葉は、その場で説明する。
逆に、曖昧な説明しかできない時には、
娘が音読している間に私が辞書で引いて付箋を貼っておき
全て読み終わった後、辞書のページを見せながら
かみ砕いて説明するようにしていた。
今は「そういえば、ママが言ってたな」位で良いので
頭の片隅に単語を入れて行って欲しい。
その後、少しだけ私の感想を話して気持ちをほぐす。
「確かにこういう考えもあるね!」とか
「ちょっと過激だね。」とか
「ママ、外山滋比古先生大好きなの!ほとんど全部読んだし、
反抗期の時、じいじにあげたりしたんだよ。」など色々だ。
「何それー?」と娘が笑って、リラックスしたところで、娘に要約してもらう。
「これは、〇〇が書いた△△についての文章です。」から始まり
最初の1文と最後の1文は丸ごと読み上げても良いことになっている。
これだけで、多くの情報が得られる。
それでも足りない時には、娘が補足する。
補足する時は本文の言葉を丸ごと使っても良いし、
自分の言葉で言っても良いルールにしていた。
文章を理解するにつれ、娘の表情が柔らかくなってくる。
大まかなイメージがつかめたところで、問題に取り掛かった。
こうして、週5日の朝のママ塾で、
私達は少しずつ国語の文章題を解く作業を進めた。