不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

小5、1月。検査結果。母娘二人揃ってインフルエンザに罹患する。

<インフルエンザ>

翌朝一番で病院へ行った。


ずっと娘と一緒にいたことや、私の体調も優れないことを話すと

私も同時に検査していただくことができた。

 

結果は案の定、二人ともインフルエンザ陽性だった。

 

気が張っていて昨日は気が付いていなかったが、私の体もだるいし重い。

外が寒いから体も寒いのだと思い込んでいたが、

暖かい病院内でもまだ寒気が止まらない。

 

「二人揃ってインフルなんてね」と明るく言うと

相変わらず言葉を発する気力のない娘も、くすっと笑った。

 

薬をいただいて家に帰る。

今日は雪が降るかもしれないという話だ。

一刻も早く帰ろう。

 

母と同居しているので、娘の方は母に任せることにした。

自分が食べるお粥と、うどんの準備は、昨日のうちにしておいた。

 

私達は各々の寝室で休んだ。

 

私達はインフルエンザに対して、特別な予防措置をしてこなかった。

家族の中で、過去誰もが一度も罹患したことがなかったこともあり、

完全に油断していたし、まるで他人事の様に思っていたのだ。

 

家族全員、予防接種をしていなかったし、

小6の時の様に紅茶うがいもしなかったし

マヌカハニーやR1などの健康食品も取らず、マスクも人込みでする程度。

完璧だったのは、手洗いうがい位だった。

 

小6の時、インフルエンザに慎重になれたのは、

この時、『私達はインフルにはかからない体質みたい』

という根拠のない自信が、完全に崩された経験が大いに関係する。

そう思うと、この時体験しておいて良かったと思う。

 

一人になってベッドに横たわりながら思った。

 

これは神様がくれた休暇だな。

 

受験生を伴走している親に休暇はない。

仕事をしている時の様に、週休〇日とか、

定時は何時であとは残業という区切りもない。

三六協定もなく、24時間365日体勢だ。

 

もし受験生が病気なったら看病も必要だし、

その間できなかった勉強を、どうやって後に取り返すか、

カリキュラムの練り直しも必要になる。

 

私、疲れてたな、そう思った。

 

娘は娘で、学校でトラブルがあろうが、何か起ころうが、学校を休まなかった。

しかし、体はどうだろう。

私だってボロボロだったのだ。

 

右も左も分からない受験世界に途中から入って、

周りについていく為に何倍も勉強して、重圧もかかった一年だったろう。

学校でもトラブルがあり、気苦労も多かったろう。

 

クラスアップして、必死だったこの1ヶ月もきつかったに違いない。

 

一週間の出席停止か。

 

頭が働かない。

後のことは元気になったら考えよう。

 

折角神様がくれた休暇だ。静かに過ごそうじゃないか。

 

そう思いながら私も眠ってしまった。

 

いつの間にか雨音がしんしんと静かな音に変わっていることに、

その時は気が付いていなかった。

 

 

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