不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

小5、1月。最後の組分けテスト自己採点_2。気になる算数の結果

<小5最後の組分けテスト自己採点_算数>


最後の自己採点は算数だった。

あまりに怖いので、「どうだった?」と手応えを聞く。

 

「168点分書いたけど、一問は、時間が足りなくて自信がないから160点分書いたって感じかな」

 

そう言った娘の顔は冷静だった。

前回150点の壁を打破して二人で数時間踊っていたのに

どうしたのだろう。

 

「あんまり嬉しそうじゃないね」と私が言うと

 

「いや。全部結果が出る前に喜んで、

後で泣きたくないから気を緩めないことにしてるの」

と娘は言う。

 

確かにそうだ。

 

『喜ぶ時にはドカンと喜ぼう』と決めて受験勉強をしてきた。

 

受験勉強は、いばらの道の連続だ、辛いことの方が多い。

ゲームをクリアした時の様に、盛り上がる機会がなければ、

ゴールまで遠すぎてやりきれなくなってしまうのだ。

だから私達はことあるごとに、『ドカンと喜ぶ』ことにしていた。

 

しかし、このドカンと喜ぶタイミングは時に難しく、

つい先走って喜んで、後で落ち込むことも確かにあった。

 

娘が言っているのは、そういうことだろう。

いつの間にかすっかり大人びた娘の様子を嬉しく思う。

 

「じゃあ始めよう」

娘が問題用紙を見ながら答えを言う。

 

私が解答に丸を付け、そして正の字を書いていく。

算数の採点は、それはそれはじっくり採点していく。

これが二人の醍醐味だった。

 

大問1が終わったら

「ここまで、全問正解です!」と言って

二人でハイタッチをするようなやり取りを繰り返すので

全部を採点し終わるまでに時間もかかるし、緊張の連続だ。

 

途中
「これは『足枷問題』だから『捨て問』にした」と娘が言った。

 

H先生の時代に、『捨て問』の話があったのだそうだ。

 

基本的には大問1から難易度順に問題が出ているが、

時折、解くのに時間がかかる問題を入れてきていることがある。

 

そういう場合は、思い切って捨てたり、後回しにした方が良いと

アドバイスをいただいたことがあるのだそうだ。

 

「よく咄嗟に判断できたね!」と褒めると、娘は嬉しそうに微笑んだ。

 

娘の言う通り、順調に丸が続いた。

正の字は3つと横棒1本を超えた。

「128点の壁に来ました」と私が言うと

「大丈夫。あと4問合ってるはず」と自信のある答えが返ってくる。

 

私達は、一問丸が付くごとに顔を見合わせ

 

「136点!!」

 

「144点!!」

 

「152点!!!」と叫んだ。

 

とうとう、152点まで来た。

152点は前回取った娘のベストスコアだ。

 

まだ残っていると娘が言う。二人の緊張はピークに達した。

 

そして、次の問題も正解だった。

 

娘の申請通り、最後の問題は不正解だったが、

奇跡の自己ベストを更に上回る160点が出たのだ。

 

「うぉっしゃーーー!!!!!」と娘が勢いよく立ち上がった。

私も一緒に「うぉっしゃーーー!!!!」と叫んだ。

 

4科目400点越え!

飛躍的な自己ベストだ。

 

「ママ!あれやろう!!」と娘が言った。

「やりますか!」と私も応じる。

 

そうして、私達は喜びの舞を踊った。

ご近所の方が通りかかったら、本当に満月さんご一家?

と驚かれる程のバカ騒ぎをしながら、喜びに満ち溢れた。

 

小5、最後のテストが終わった。

長い長い一年がようやく終わったのだった。

  

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