不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

新小6スタート。ジョギングをきっかけに家族のバランスが変わっていく。

<家族に訪れた変化>

娘の様子は徐々に変わっていった。

そして、夫の生活にも変化がおどずれた。

 

塾の迎えの日は週3回。

夫婦で話し合って夫が担当してくれていた。

これには理由がある。

 

ある時、クラス担当のK先生は、「夫と私とどちらが話しやすいのだろう」と考えた。

夫も私も人とコミュニケーションを取ることは得意な方だ。

どちらも同じ様に先生は挨拶もしてくださるし、その日の様子を簡単に話してくださる。

 

しかし、家に帰って情報を集めると、

どうも夫の方が多く先生と会話をしていることが分かる。

 

K先生にとって夫の方が話しやすいのではないか?ということになったのだ。

 

相性というものは誰にでもある。

そして、夫もまた私や娘以上にK先生に信頼を寄せていたこともあり、

お迎え係も二つ返事でOKだった。

 

お迎え係になった夫は塾がある日は、決まった時間に帰宅していたが、

それ以外の日は残業が多かった。

 

会社に残らなければできない仕事であればそれも仕方ないが、

夫の場合リモートの環境も整っている。


「どうしてもずるずると残っちゃうんだよな」

と夫もよくこぼしていた。

 

しかし、娘と21時には走り始めると決めた以上、

運動部長である夫自らルールを破る訳にはいかないと強く思った様だ。

 

娘は20時になると夫に連絡をしていた。

「パパ、今日は走れますか?」

 

21時に走るということは娘にとってギリギリの時間だ。

ジョギングがないのであれば、さっさとお風呂に入って寝る仕度を進めたい。

 

夫からすぐに返事が来る。

「走ろう。今から帰る」

 

娘からのメールも帰るきっかけとなった様で、夫の帰宅時間が早くなった。

 

どうしてもやらなくてはならない仕事は家でしていたが、

それほど家に仕事も持ち帰らなかった。

 

娘が眠った後、私とゾンビドラマなどを見て眠る。

運動して食事して、妻に付き合いながら、画面に突然現れるゾンビに

二人で悲鳴をあげてリフレッシュし、そして早めに眠る。

 

「最近、生活が安定したからか、体調が良いんだよね」とある日の朝夫は言っていた。

 

つい先日まで

「あれくらいの距離じゃ走ったとは言えない」と言っていたが

少しでも体を動かした方が夫には良い様だった。

  

家族各々が健やかでいることは意外と難しい。

 

それぞれの体質、性格、年齢、一人ずつ違う個体だからだ。

 

それが娘の受験をきっかけに、それぞれが丁度よいバランスを取り始めることができた。

 

ご近所少しだけのジョギングをきっかけに、家の中を明るい空気が流れ始めたのだった。

 

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