不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

小6、4月。第2回組分けテスト。自己採点、算数。

<娘の帰宅と自己採点>

 娘は意気揚々と帰宅した。

大好きなサーティワンのアイスクリームも食べてご機嫌だ。

 

娘はお腹が弱いので、アイスクリームは食べさせていない。

チョコレートもクリームも苦手で、あんこ派の娘が、唯一好きなものがアイスだが

試験後のアイスだけは特別で大きなご褒美だった。

 

「ただいまー!ママ自己採点しよう!!ともかく算数!算数が知りたい」と言う。

「オッケー」と言いながら、私も解答と赤ペンを手にする。

 

 

この自己採点の時間は、娘と私にとって神社に参拝する時の様な神聖な時間だ。

二人で深呼吸をしてとても神妙な顔で採点を始める。

 

算数のK先生は「書いた分は絶対に丸を取るように」といつもおっしゃる正答率重視な先生だ。

先生がそのお話を繰り返されたことで、娘の計算ミスはほとんどなくなった。

 

基本的な問題を落としていた時代もあったので、やみくもに難問に挑戦して雑になるのではなく、
丁寧に落とさず解くことも非常に重要なことだと思う。

 

娘が解答を読み上げる。

「正解」と言って私が〇をつける。

いつものパターンだ。〇をつけた後、横に正の字を書いていく。

 

正の字が一つ、また一つとできていく。

娘が読み上げ、「正解!」と言って正の字を書く作業が続く。

正の字は2つ完成した。加えて3本は立て続けに引いた。ここで144点だ。

 

これでも、娘にとっては十分すぎる結果になるが、ここで一問ミスをした。

娘は悔しそうだ。

何で何で??と言って解答を取り上げ、あー!!ここか!!と言って自分に怒った。

 

「最後まで採点してみよう」と優しく促す。

続く問題はシュッと丸が付き、二人とも安心する。


後一問で正の字が3つになる。つまり娘が目標とする160点だ。

「一回深呼吸しよう」と言って二人で大きく深呼吸をした。

「行くよ」と言って娘が解答を読む。

 

「正解!!!!やったー!!!!目標点クリア!!!!」と私は言った。

 

いつもなら全ての採点が終わってから大喜びするのだが、

今回はここで二人で大喜びした。

なぜならば、今回の肝は算数だったのだ。

 

頼みの算数が、SSに上がって、またクラスダウンして、

どうも調子を取り戻せずに、沼の中でもがいていた。

悔しい日々が続いた。

それがようやく本調子を取り戻したのだ。もう十分だった。

 

テストは喜ぶ為にあるものだと思う。

嬉しいことがないと、とてもやっていけない程過酷な世界だからだ。

だから私達は良い点数が出た時は大いに喜ぶ。

 

「ママあれやろう!!」娘はそう言い、私達は喜びの舞を踊った。

いつまでもいつまでもバカ騒ぎをしながら、二人で大喜びをした。

 

ようやく戻ってこれた。ようやく。

娘と大騒ぎをしながら、私はそう思った。

 

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