不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

小6、5月。交渉後得たH先生の質問タイム。初の質問に向かう。

<交渉後、初めてのH先生の質問タイム>

翌週、電話交渉の後第1回目の水曜日がやってきた。

 

連絡帳に一筆書くべきだろうかと迷う。

「今日は自宅で大切な用事がある為、授業と当番が終わったらすぐに帰していただきたく・・・」と書くとする。

 

小学校の中でも、過去お世話になった数人の先生であれば、

『ちょっと残して話したいこと』などは翌日に回してくださるだろうが、

今年の担任の先生の場合、余計な問題に発展してしまうかもしれない。

  

当時の娘は体も小さく、おっとりしていて、人よりゆっくり成長している為、

見た目も中身も小4といった感じだった。

 

その娘が、友達にも「今日は急がなきゃ」と断ったり素早く仕度をして帰ってこれるか心配だが、任せるしかない。

 

GPSもないので、自分でメモしている帰宅時間の記録を見ながら、

塾バッグを用意し、玄関に座りながら、テキストを読んで娘を待った。

がちゃりと門が空く。

 

娘の目を見ると、張り切った様子だ。

私は素早くランドセルと校帽を預かって玄関に置く。

「行こう」と促しタクシーに乗り込んだ。

 

タクシーを早稲アカのすぐ側に付けて娘に

「急いで行ってね。終わったら電話して。」と伝えた。

 

通常のお迎えは塾内のベンチで待っている。

 

しかし、もし授業のない日にも関わらず、私がベンチに座っていることが分かれば、

娘が何か策を取っていると、大人びた女子達は気が付くかもしれない。

 

驚く程、皆、徹底して手の内を明かさない。

宿題以外の勉強について知っているのは本人と親と先生だけだ。

 

しかし、相手が何をしているのかは気になる様だった。

このH先生の質問タイムについては、娘にもしっかりと口止めをしておいた。

 

私は外でブラブラしながら時間を潰す。

ウィンドウショッピングするのは久しぶりだなと思いながら歩く。


やがて娘から連絡があり、迎えに行った。

「どうだった?」と聞く。

 

かなり強引にねじ込んだ為、H先生に冷たくされないか心配だったのだ。

 

「超分かりやすかったよ!!先生も優しかったよ!」と娘はご機嫌だ。

「良かった。」と聞いてほっとした。

 

やはりH先生は生徒には優しいのだ。

 

「最初に、『満月質問貸して。〇〇室で待ってて』って先生が言ってたんだ。

だから算数の宿題をやりながらH先生を待ってたよ。まだ誰もいないから捗った。

先生忙しそうだったけど、途中で来てくれて教えたよ」

と娘が言っていた。

 

なるほど、時間の無駄がない様、

業務の合間に予め解いておいて教えてくださるのかもしれない。

 

「よし!大成功!!」と私は心の中で叫んだ。

 

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