不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

小6、5月。大量の過去問が届く。予想外の収穫。求められている生徒像を考える。

<学校からのメッセージはここにあるのではないか?過去問から見える「求める生徒像」に気が付く>

大量の過去問が届く。本棚に並べると迫力があった。

どうしても最初に算数に目が行ってしまう。

 

通分もできなかった娘だったが、今は4科目の中で、算数が強い。

 

これはママ塾の成果でもあるし、

その後のH先生との修行、そして現在のベテランK先生のご指導。

そして、K先生の懐に飛び込む勇気を持てた娘の成長も大きい。

 

算数においては、娘が解けるか解けないかは、問題を見ればおおよそ分かるので

ざっと各校見ていく。

 

娘が恋焦がれる第一志望の算数を見て、はぁ・・とため息をつく。

何て難しいのだろう。現段階で歯が立つのは前半の数問くらいだ。

  

早稲アカからは「決して過去問を解かせないでください」と強く言われていた。

 

理由は、「自分には歯が立たないと思って無駄に落ち込ませる」ことが1点目。

「案外余裕だと油断してしまい、今後に支障をきたす可能性がある」ことが2点目。

 

受験は1月と2月。ここにピークを持っていかなくてはいけない。

早めに仕上がって、油断して、本番に気が緩んでは元も子もないのだ。

 

娘には「過去問を買ったけれど、ママの調査用だから絶対にまだ見ちゃ駄目だよ。先生とのお約束だから」

と強く念を押したので娘は近寄らなかった。

 

そして私は国語の問題文を読み始めた。

 

私には、学校説明会での印象、掲示板の情報、雑誌などでインタビューされた記事を学校別にまとめたノートがある。

 

そのノートに、過去問で出た本の作者と題名、特徴や印象を書き加えていく。

 

これを繰り返しているうちに、あることに気がついた。

 

各校、選んでくる本に特徴があるのだ。

 

出題されている本と、内容、そして問題を読んでいくと、

学校がどんな生徒を望んでいるのか見えてくる。

  

学校説明会での私のメモとと比較しながら、もう一度読み込む。

一致しているじゃないか。あの時のお話と。

 

私ははっとする。

考えてみれば、この世に数多ある本の中から、この1冊だと先生方が選ばれた作品だ。

それは、学校からのメッセージに他ならないのではないか。

 

例えば、

  • 自立していて、自分の考えで動ける、大人びたお子さんを望んでいるとか
  • チームメイトを大切にし、協力して助け合えるお子さんを望んでいるとか
  • お子さんや老人に思いやりを持てるお子さんを望んでいるとか
  • 思春期の葛藤に既に苦しんでいるお子さんよ、安心してわが校へということだとか
  • リーダーシップを求めているとか
  • 家庭でのしつけや教育を求められている

と言ったメッセージだ。

 

他に、私はあまり好きではないなとか、娘は好きではないだろうといった選んだ本から学校との相性も垣間見えた。

 

こうして私は、各学校について「その学校が求めている生徒像」や「校風」について

先生方からのメッセージを受信し、詳しく知ることができることに気がついたのだった。

 

これは予想外かつ大きな収穫だった。

「相手を知る」大きな手掛かりになる。

 

私は何か月もかけてノートにまとめた。

結果、私にとって、説明会以上の大きな収穫となったのだった。 

 

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