不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

小6、最後の運動会2。マーチングバンドを見ながら振り返る小学校生活。

<運動会午後マーチングバンド>

午後はマーチングバンドから始った。

炎天下の中、ずっと立ちっぱなしだったので、フラフラするし頭が痛い。

娘は大丈夫だろうか。「手間のかかる唐揚げ」は食べられただろうか。

 

入場のアナウンスと共に、マーチングバンドが入ってきた。

皆、全身真っ赤に日焼けしている。

水分を差し入れておいて良かった。

 

このマーチングバンドは、音楽の先生が毎年大変熱を入れていらっしゃると聞いていた。

大きくなってマーチングバンドをすることが下級生の夢でもあった。

力のある先生なのだそうだ。見事に息が合って格好良い。

 

主指揮は一人ではなく二人だった。

なるほど、一人は音楽の申し子の様な音楽に秀でたお子さんだし、

もう一人は背が高く綺麗なお子さんだった。

 

この二人なら遠くから見ても、指揮の棒が良く見えるし、適任だろうと思う。

代役の出番はなかった様だ。

 

娘をベルリラチームから探すが

体の大きなお友達が多く見つからない。

歩き出したところで、ようやくひょこっと小さい娘の姿が見えた。

 

ベルリラの大きさで娘の体は一層小さく見える。

腰のベルトで支えた鉄琴を持ち上げ、届く手もギリギリだ。

 

午前中夫が「あいつ全然笑顔がないから写真がいまいちだな」と言っていたが

確かにまだ娘の笑顔を見ていない。

 

ずっと眉間に皺を寄せ、眉をへの字にして、唇を噛んでいる。集中しているのだろう。

「不器用な子だもん。それ位真剣なんだよ。何でも全力疾走なんだね」と私は答えた。

 

マーチングの次は最大の心配である組体操だ。

そこまで気は緩めないで欲しいと私も思う。

  

この日の為に猛練習してきたトランペットチームも

顔を真っ赤にしながら吹いていた。

全くの初心者も多かった中、これだけ短期間でここまで吹くには練習はきつかったに違いない。

 

曲目は2曲。

まずは校歌。

聞きなれた校歌も、次に聞くのは卒業式か。そう思うと明るいメロディも心に刺さる。 

 

2曲目はSEKAI NO OWARIRPG

最初は意外に思ったが、こうしてマーチングバンドを聞きながら歌詞を思い返すと

青春にピッタリだ。

 

「方法」という悪魔にとり憑かれないで
「目的」という大事なものを思い出して


空は青く澄み渡り 海を目指して歩く
怖いものなんてない 僕らはもう一人じゃない

空は青く澄み渡り 海を目指して歩く
怖くても大丈夫 僕らはもう一人じゃない

      SEKAI NO OWARI RPGより

 

 

「怖いものなんてない 僕らはもう一人じゃない」という歌詞からも

「怖くても大丈夫 僕らはもう一人じゃない」という歌詞からも

 

「運動会は団体戦なんだよ」と言っていた娘の言葉を思い出す。

 

色々な問題が起こった小5。

担任の先生とのトラブルから不登校ギリギリの精神状態だった時もあった。

 

「休んで良いよ」と私は言ったが、

それでも小さな歩幅で、止まらず、歩き続ける娘を見てきた。

 

娘は私よりずっと不器用で、私よりずっとゆっくり進む。

けれど、心は私よりずっと強いのかもしれない。 

 

ひたむきな娘の姿を思い出し、感極まって、ぼたぼたと涙がこぼれた。

 

※2018年の様子です。

 

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