不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

小6、7月。個人面談の話を娘に伝える。線一本を引く時間も大切にする。

<YT週テスト総合回前_個人面談の話を娘に伝える>

週テストの勉強の間に、先日個人面談で伺ったK先生からのコメントを伝えた。

 

「大切なのは丁寧に書くことじゃない。書いた後、解法が閃くかどうかだ。」

と、先生がおっしゃったこと。

 

そして

「水槽の問題であれば、極端に言えば、これで良いのです」と

その場でUの字と棒とを書いてくださった話をした。

 

すると、娘は笑いだしてしまった。

笑うところではないのにどうしたのだろう。

 

「またまた~!K先生はね。

先生の中でも一番丁寧にホワイトボードを書くんだよ。

だからK先生は絶対にそんな風に書かないのに、そんなこと言って~」と笑う。

 

どうやら日頃の先生との掛け合いの続きだと勘違いしてしまった様だった。

 

慌てて訂正した。

 「ごめんね。説明が悪かったね。ギャグじゃなくて、これは真面目な話なの。

ちゃんと聞いてね。点数も8点くらい変わるかもしれない」と改めて伝える。

 

「もちろん、字が汚くて自分が書いた計算が途中で混乱しちゃうのも駄目だし、

図形の問題であんまり乱暴に線を引いても駄目だよね」

と言うと、娘がうなずく。

 

「先生がおっしゃっているのは、補助線を『綺麗に書く』っていうことにこだわりすぎて、

時間が足りなくならないように気を付けよう、ってこと。

きっちり正確に線を引く書くよりも、その先に閃くことを考えてねってことなんだよ」

と伝えた。

 

「でも図形はそうもいかないよ」と娘は繰り返す。

 

確かに一理ある。

図形の問題の時にこの話をするのはタイミングが良くなかっただろうか。

 

「そうだね。図形の問題は、あんまり線がズレると、分からなくなっちゃうね。

じゃあ、せめてフリーハンドでも素早く線が書けるようにしておこうか。」と伝える。

 

「ここかな?違うかな?って、考えながら色々な線を引いていくのはOKだけど、

時々『あー!ちょっと線が曲がっちゃって、気になる』って言ってるじゃない?

それで、線を消しゴムで消して、また同じ場所に引き直すじゃない?

あれはやめてみようか。」と話した。

 

「そっか。わかった」と娘は素直に言った。

 

じゃあ、始めてみようといざ問題に取り掛かると、

今度はとんでもなく慎重にゆっくり一本の線を図形に書きこんでいる。

 

溜息をつきそうになるのをぐっと堪える。この子はこういう子なのだ。

 

少し心を落ち着かせてから話す。

 「うんうん。線は良い感じで引けたね。

じゃあ、今度は少しずつ、スピードアップしながらやってみようか」と言って見守る。

 

気が遠くなる作業だが、受験直前に焦るよりまだましだ。

一歩ずつ、一歩ずつだ。

そんな風に線が早く引けるよう、幾度となく練習を重ねた。

 

 

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