不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

小6、8月。体調を崩した娘を机から引き離したい。

<机に張り付く娘を無理やり引きはがして眠らせること>

塾から帰宅した娘は、案の定塾でお腹を壊したと言っていた。

前日むくんだ顔を見た時から嫌な予感がしたのだ。

幸いにして熱はなかった。

 

そして、娘は「今日はお腹を壊したが、もう大丈夫だ」と言い張った。

 

親子でも体質が随分違う。

あまり腹痛を起こさない私の場合、

一度お腹を下すとその日は体がだるくなって横になるのだが

娘は下痢や腹痛を起こさない時間以外は普通に生活していることが多い。

 

食欲はないが、かといってお腹が痛いわけでも、気持ちが悪いわけでもないから

少しでも勉強すると言い張る。

 

しかし、親としても、これ以上無理はさせられない。

「今日はもう寝なさい」と言う私と、

「今は大丈夫だ」と言い張る娘との小さなせめぎ合いが続く。

 

私は怒っていたが、喧嘩をして娘の体力を奪う訳にもいかなかった。

 

暗記物にすれば、今の自分の体力を思い知って寝るだろうか?

とも考えたが、

横になって暗記物のページでも見る様促しても、娘は机から離れず

邪な気持ちも上手くいかなかった。

 

「沢山眠って新しい朝をスタートできれば、

運を掴めて何もかもうまくいく良い一日の流れに乗れるかもしれないよ」

という言葉だけが幾分響いた様だ。

 

結局、折衷案として、入浴や身支度を含めて

21時前には床に就き、21時には眠るということで話がついた。

 

娘が眠った後、夏の学習手帳のコメントを見ると

「お腹が痛くて勉強時間が減ってしまったので、

体調管理にもう少し気を付けたいと思う」と書いてあった。

 

小学6年生、たった11歳が、これ以上どう体調管理に努めるというのだ

と切なくなった。

 

娘は何が何でも受験したいと言う。

だから私も大好きな仕事をやめてまで応援していたが、体だけは大切にしてほしい。

 

頭の切り替えが簡単でないことはよくわかるが、そろそろ9日間ママ塾から切り替えなくてはいけない。

 

娘が自分で切り替えられないなら、

私が舵を取らなくてはならないのかもしれない。

 

切ない気持ちで、娘の下に自分のコメントを書いた。

「体調を崩して心配しました。体が一番大切なので、体調が悪い時には勉強したくても

無理せず早めに休んで早めに治そう 母」

 

明日娘はこれを読むが、きっと今の娘には届かない。

さらっと目を通して先生に提出して終わってしまうだろう。

 

それでも、数日後、数週間後、いや数年後でも、ふと振り返って読み返した時に

「体が一番」「体を大事にしてほしい」

という私のメッセージを思い出してくれるかもしれない。

 

「お願いだから体を大事にして」と書きながら願いを込める。

伴走ってきついな、行き場のない気持ちを抱えながら、私はそう思った。

 

 

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