不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

小6、9月。小6最後の水泳大会。ピアス先生のクイックターン。

<小学校最後の水泳大会>

小学校では2学期の目玉の一つである水泳記録大会があった。

筆箱や通知表の一件から、学校に対し、冷めた気持ちになっていたものの

この水泳大会だけは私も楽しみにしていた。

 

というのも、娘が初めてリレーの選手になったからだ。

娘は決して運動が得意ではない。運動会でもスター選手ではない。

水泳もそうだ。

 

他のスポーツと違うところは、水泳だけは、ただずっと続けてきたところで

ここが友達とは違っていた。

多くの友達は小学校の中学年で一通り習得し、スイミングクラブを卒業した。

娘はその後も、皆が知らぬ間ずっと続けて追いついたということになる。

 

娘は何をするにも時間がかかるタイプだ。

 

例えば最初に教わる毛伸びやボビングはいつになっても進級できず

周りのお子さんが1ヶ月で進級するところを2年間もかかって随分泣いた。

 

小学校に入り週2回に増やしてから、ゆっくりながらも進級し始め、

小6の今では選手以外の子どもコースの中で、最も上の級で泳げるようになった。

 

そんな娘だ。

運動系の出し物でリレーの選手になるなんて前代未聞の話だったので

私はとても見に行きたかったが、

「ママが来ると緊張しちゃうから、結果だけ話すね」と言って娘は出発してしまった。

 

そわそわしながら帰宅を待つ。

 

「ママただいま!」と娘の元気な声が聞こえた。

「どうだった?」と聞くと

 

「あのね!あのスーパースターのAちゃんがね。

『満月ちゃん!いつの間にこんなに泳げるようになったの!すごいじゃん!』って

沢山褒めて言ってくれたんだよ。」と嬉しそうだ。

 

「他の友達にも、いっぱい褒めてもらったよ、チームは優勝できなかったけど全力で泳いだよ。」

と幸せそうに報告してくれた。

 

「それよりママ聞いてよ。最後ね、先生対男子で競争することになったの!」と娘が言う。

 

「えーー!!先生チーム?ピアス先生、泳げるんだ!」と言うと

「ピアス先生、今まで一度も水中に入らないで他の先生にやらせてたのにな」

と娘が言った。

 

「へぇ。楽しそうだね」と言う。


学生と一緒になって泳ぎを競ってくれるのは、若い男性の先生だからということもあるのかもしれない。

 

「楽しいどころか、大変だったんだよ!」と娘が続ける。

 

「ピアス先生が大人げなくて。意味不明だよ。

生徒達には『クイックターン禁止』って言ったからさ、〇〇君とか選手の人もクイックターンしなかったのに、

自分は派手にクイックターンして格好つけちゃってさ。

先生チームが勝ったんだけど、みんな誰の為の大会だって、超怒っちゃったよ」と言う。

 

「周りのママさん達の反応はどうだった?」と聞くと

「ママ達も、大人げないわねって顔してたよ」と娘が言うので、大笑いしてしまった。

 

「ふーん、先生夏休みの間に泳ぐ練習してきたのかもしれないね。

でも同じルールにしないのは、確かに大人げないね。

格好良いところ見せたかったんじゃないかな。

張り切ってクイックターンをしてキメ顔をしている先生をイメージすると

思うとちょっと笑っちゃう」と言って私は笑った。

 

秋になり、小学校のイベントも残りわずかとなってきた。

水泳大会が終わり、一層秋の気配が深まった。

 

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