不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

小6、9月。ママ合宿へ向かう。

<ママ合宿へ向かう>

張り切って準備をしたものの、

「前日に郵送しちゃうったら、その後勉強できないよ」と娘に言われてハッとした。

 

段ボールから出して、スーツケースに詰め直す。

それをゴロゴロと運ぶことにした。

 

普段は本棚に存在していてあまり意識していないが、

毎日これだけ沢山の教材を勉強しているのかと思い知らされる。

 

テスト前になると更にその倍のテキストやらノートが必要になってくる。

仕方なく、一部しか必要がないテキストやノートはあきらめて家に置いていった。

 

金曜日に小学校から帰宅後、着替えてすぐに出発することにした。

娘の小学校は金曜日だけ帰りが遅い。すでに外は暗くなりかけていた。

 

駅に向かう道中見かけた御神酒所は明かりがついていた。

翌日は朝から小さいお子さんの山車が動いたり、子ども神輿が出たりする。

 

前夜である今日も、町が活気を帯びているように思えた。

 

電車に乗りホテルに向かった。

 

受付でチェックインすると

「受験生と伺っております。なるべく静かな部屋を用意させていただきました」と

受付の方が微笑む。とてもありがたい。

 

案内されて部屋に入った。

それ程広い部屋ではないが、事前に確認した通り、大きな机があった。

 

これが最も重要なことだ。よしよし、予定通りと話す。

 

二人で机に乗っている物をどかして、完全に勉強専用のカウンターにした。

ホテル側が気を利かせてくださったのか、デスクライトが2個用意してあった。

 

部屋には色々置いてあった。

例えば、顔に当てるミスト型のエステスチーマーもあった。私の気持ちが上がる。

娘もベッドに乗ってはしゃいでいた。

 

やがて
「ママ!これ何だろう!うわっ!ボタンを押すとマッサージできるよ。

気持ちいい!!」

とベッドに横になりながらクッションの上にふくらはぎを載せている。

 

「へぇ。マッサージクッションか。売っているのは見たことあったけど

使うのは初めて!

なるほど、自分でほぐしたい場所にあてるってことね。

足をほぐすって思い浮かばなかった。普通腰とか肩じゃないのー?」

と言いながら私も試す。

 

「ね!すごくない?気持ちいいでしょ!このボタンを押すとあったかくなるよ」

といつの間にか娘がマスターして教えてくれる。

 

娘が起きている間は娘に譲り、

娘が寝た後、エステスチーマーを浴びながら、マッサージしようと楽しみが増えた。

 

「よし!じゃあ夕食まで勉強しようか。さっき見かけたファミレスで今夜は食べよう」

と言って私達は勉強を始めた。

 

娘が持ってきたハチマキを二人で締める。

二人でハチマキをしながら、まずは娘の得意な算数と理科のプリントから始めた。

 

問題を解く娘も、横で丸付けをする私も、何だかこの特別な環境に慣れないでいた。

しかし何とか気持ちを落ち着けて問題に向かった。

 

※2018年の話です。

 

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