不屈の闘志 -娘と私の2年間 偏差値35からの中学受験-

鬼が出るか蛇が出るか。唐突に中学受験をすることになった母と娘。偏差値35から偏差値62。紆余曲折2年間の回顧録

小6、11月。I先生の国語の個別補習

<一度目の国語の個別補習>

前回までの話はこちら

www.mangetsu-mama.com

その後、ややしつこいくらいに

「いつにしましょう?」とI先生に伺いようやく個別補習の日程が決まった。

 

授業がない日に30分見てくださるという。

 

「過去問の中で見て欲しい問題を持ってきてってI先生が言ってたよ」と娘が言うので

「それなら迷わずあの学校だね」と娘に話した。

 

娘の志望校の中で国語がうまくいかない学校がある。

超長文を出す学校で、そもそも読み終わらない。

 

読み終わる頃にはどこに何が書いてあったかも忘れてしまう。

 

記述が多い学校よりも、こちらの学校の方が娘には手強かった。

 

娘の分と先生の分、2部コピーして当日持たせた。

「終わったら電話して。迎えに行くまで自習室に居てね」と娘に伝えた。

 

理科のH先生に質問をしている水曜日は

外で買い物をしたり本屋にいるが、夜はそうもいかない。
何時頃終わるのだろうかと時計を見ながら自宅で待っていた。

 

娘から電話があったのは1時間後だった。

「ママ終わったよ。お迎えお願いします」と娘が言う。

すでに身支度はできている。

「すぐ行く」と言いながらコートを羽織り靴を履き、自転車に乗り娘を迎えに走った。

 

娘から様子を聞くのが楽しみだ。

帰宅した娘は元気いっぱいに話し出した。

「すっごい、いっぱい教えてもらったんだ。色々なことが分かったよ。

まずこの問題だけどね、私問題が出た時、最初から全部読み直して探しちゃうんだけどね・・・」と

娘が今I先生に習ったことをアウトプットし始めた。

 

その表情は爽やかで、国語と聞くだけで腹痛になる今までとは別人の様だった。

「先生に個別に見ていただいた」ということが大きなパワーになったようだ。

 

娘はインプットした情報を私にアウトプットしながら定着させていく。

算数や理科ではずっとやってきたが

国語でこの方法を取るのは、考えてみれば初めてのことだった。

 

事前に先生が今回の過去問をよく読んで考えて下さった様で

「〇〇校の場合は、こういうパターンが割とよく出る」って先生が言ってたよ。

という情報もあった。二人でノートに更にまとめを作る。

次回までの宿題も出た。

 

やがてI先生から電話があった。

「今日は予定より長くなってしまい、申し訳ありません」と先生がおっしゃる。

 

「いえいえ。とんでもない。

お忙しい先生の貴重なお時間を割いていただいてありがとうございました。

丁寧に教えていただけて有難く思っています。

今、ちょうど先生に教えていただいた内容を娘に聞いてまとめを作っていたところです。

本当にありがとうございます。」

と頭を下げながら何度もお礼を言った。

 

きっと今の娘の国語の脱出口はここしかない。

すがる思いだった。

 

娘のクラスの女子達は極めて国語が得意なお子さんが多い。

初めて個別で見た娘と、国語優秀女子達との差に、先生もさぞや驚かれただろう。

 

一通り話が終わった後こちらから切り出した。

「先生、それでは第2回はいつにいたしましょう」

ちょっと強引だったかもしれない。でも時間がないのだ。

 

先生は「スケジュールを確認します」と言いながらしばらく考え

「それでは来週のこの時間に」とおっしゃった。

 

電話を切って、よしっ!!と私はガッツポーズをした。

第2回のアポが取れた。もう残り少ない。

 

散々質問をさせていただいてきた理科や算数と違い

残りの時間の中で、国語は何回見て頂けるか分からない。

 

けれど次の約束はできた。

確実に前に進んでいる。昨日よりずっと前に進んでる。

そう思うと未来が明るく見えた。

 

 

 ↓ランキングに参加しています。いつも応援して下さりありがとうございます。
 にほんブログ村 受験ブログへ にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(早稲アカ)へ  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(サピックス)へ  にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(自宅学習組)へ  ブログランキング・にほんブログ村へ